副業

副業の収入を上げるための5つのポイント

日本の昭和・平成という時代では一般的だった会社勤務での働き方や稼ぎ方において、新たな『働き方2.0』『稼ぎ方2.0』といったアップデート社会になり始めています。

現在は多くの人が副業を始めて、収入源の拡大に注力する人が増えてきました。

そして、SNS等の情報がどれだけ信憑性があるか不明ですが、少なくともスマートフォンによるネットビジネスの普及によって、少額ではあるけど副収入を獲得できている人も一定数存在してることだと思います。

そのため、副業といっても多くのチャンスを秘めた取り組みであるため、少しでも副収入を高めていきたいと考える人は少なくないです。

本記事では、副業における収入を高めるコツについて解説していきます。

まだ副業を始めたばかりで収入がない人は

ここでの解説はすでに副業において、少額であれ収入を獲得できている人に向け解説を行います。

まだ副業を始めたばかりで収入がない人は、厳しい意見に聞こえるかもしれませんが副業にて収入を1円でも獲得してみましょう。

逆に言えば、副業において1円でも収入が出せれば今後の取り組み次第で収入は変化しますし、本記事の内容が活かせることだと思います。

副業で1円稼いだことがある人と副業で1円も稼いだことがない人の大きな違いは、自身の戦闘力のみで収入を獲得したかという経験があるかです。

この経験こそが収入を高めるコツ以前に、継続して取り組めるかどうかの大きな指針につながります。

副業による収入獲得が未経験の人は、まずは本業以外で稼いでみるところから始めていきましょう。

収入を上げるためのコツ:スキルを高めること

ここからは副業における収入を上げるための5つのコツについて解説していきます。

また、前提としてクラウドワークスを利用するパターン絞って考えていきます。

まず一つ目の収入を上げるためのコツとして、スキルを高めるということです。

当たり前のことでしょ?、と思われる人もいるかもしれませんが意外とできていない人がたくさんいます。

会社勤務だと専門性に特化したスキルを高められているようで、自分自身のみで執り行っている業務は少ないです。

ただ、これは当然の話で会社は組織で動く生き物なので、作業を分担することによって効率性と利便性を図っています。

しかし、このような感覚で副業の収入を高めたいと思っても、最初からチームという組織を確立しているわけでもなければ、クライアント側の予算の都合上あなた以外に依頼する時間やコストもありません。

そのため、あなた自身のスキルの幅とレベルが高まらなければ、戦闘力をもとに報酬単価を高めることにつながりません。

特に、自分自身だけで案件を受注したり、売り込み方を知らなかったり、スキルレベルが低かったりと改めて見直してみると、評価されないスキルレベルが多いです。

副業において、働き方・稼ぎ方がガラッと変化するので、誰もができてしまう汎用性あるスキルよりも、あなたにしかできない実用性あるスキルを高めていく必要があります。

収入を上げるためのコツ:作業時間を確保すること

これも当たり前すぎないか?、と思う人がいるかもしれませんが副業初心者あるあるで、作業時間を全然意識できていない人が大勢います。

いわゆる一般的な学生時代や就職活動を通して社会人になった人だと、その都度所属したグループでのルールに則って当たり前のようにスケジュール管理されてきた人生だと思います。

学生時代であれば、授業の時間割や登校時間の厳守、イベントの管理や部活動の活動時間範囲など、すべて誰かの管理下であなたが活動してきたことだと思います。

会社勤務の社会人であれば、会社の労働基準に沿って出社・退社時間、業務時間範囲、仕事の割り振り方、組織によるスケジュール管理、連絡手段等々、あらゆる面であなたの時間をスケジューリングしています。

これは一見すると、あなたの人生における大半の時間を制限かけているように感じて窮屈に思うかもしれません。

ただ、実際問題あなたがすべて自由にスケジュールを管理しながら業務を遂行したり、物事の取捨選択や決断を行えるかという問題です。

おそらく、自分自身のみで取り仕切ることができるのかと問われれば、回答に困ることでしょう。

とても不自由な感覚がある一方で、社会はできる限りあなたが過ごしやすい環境と組織体の中でできる限り問題を起こさないようにルールをしっかり作ってくれているわけです。

そう考えるとむしろ社会人であれば、会社が働き方・稼ぎ方にとどまらず、あなたの労働という対価に応じた給料や時間の確保まで守ってくれているわけです。

そんな状況下から副業に取り組んだ場合、基本的に案件業務以外のほぼ全てを自分でとり決めるのは、とても難しく作業時間の確保すらままならないで挫折する人が圧倒的です。

そしてこれら全てに共通することが、あなたのカラダという資本があってこそ成り立つということです。

学校であっても会社であっても副業であっても、あなたが作業できることが必要十分条件であるということです。

そのため副業にフォーカスした場合、あなたが作業時間をしっかりと確保できなければスキルアップどころか作業もできない状態になります。

また、作業ができない場合、いつまで経っても成果物を納品することができません。

副業において成果物の納品が行えない場合、収入を獲得することができません。

成果主義というのが副業における必要条件に当たるわけです。

これらを踏まえた上で、しっかりと副業に当てる時間を確保しましょう。

収入を上げるためのコツ:スケジュール管理は成果物単位で行うこと

こちらは作業時間を確保するというコツをより具体的に考える必要があるということです。

先ほども前述しましたが副業では成果主義が前提のため、成果物を作成するための作業時間は必要になっても、成果物の作成にあててきた作業時間はお金に直結しません。

そのため、成果物単位でスケジュール管理を行う必要があります。

例えば、Webライターが行う業務の一つとしてライティング案件があります。

ライティング案件ではブログ記事の作成などがありますが、1ヶ月のノルマとして30記事作成があったとします。

この時、クライアントとしての要件は1ヶ月30記事作成が条件であるため、成果物である30記事以外に重要な項目はありません。

もちろん、クライアント側の発注する要件に沿って記事作成する必要がありますが、それらの要件が達成できていれば30記事作成が最重要になります。

つまり、要件に沿った30記事さえ納品できれば、クライアント側は担当者がどれだけ作業しようと関係がないということです。

ただ、実務を行う担当者からすれば、実務時間を考慮して目的である成果物を作成するためにスケジュール管理を整える必要があります。

担当者からすれば、作業時間を確保して成果物単位でスケジュールを組み立てることになります。

単純計算で30記事を1ヶ月で行う場合、1日1記事です。

ただし、副業における1日の作業時間が2時間しか確保できない場合、1記事を2時間で作成するペースになります。

これらを複数案件で行う場合、さらなる割り算が発生することになります。

作業時間というミクロな視点と成果物単位によるスケジュール確保というマクロな視点を同時に行う必要があります。

そして、これらを案件ベースでこなしていくことで収入を安定化していくことにつながります。

今月は5案件で留めておこう、今月はまだ余裕があるから1案件増やそうなど、常に成果物単位のスケジュールと作業時間確保によって収入を変化させるイメージです。

収入を上げるためのコツ:案件を取捨選択すること

上記までで取り上げてきたコツを理解しある程度取り組めるようになったり、それらに応じてスキルセットが整ってきたら、ようやく案件の取捨選択になります。

1案件で数千円だったのを取捨選択することによって数万円に変化させたり、これまでの案件達成によって生まれた成果物を再利用して類似案件を効率的にこなしていきます。

案件の量も収入アップのための質も、これまでのコツを駆使することで案件の取捨選択から収入が激動していきます。

ただ、今後スキルの幅を拡大することは注意が必要です。

自分の得意な分野で絞って特化した稼ぎ方をまずは身につけましょう。

収入を上げるためのコツ:固定のクライアントを持つこと

こちらは、ある程度のスキル保持と関係を持つことができたクライアントとの信頼値によって確立することができます。

やはり固定クライアントの確立は、収入安定化と収入アップにおいて重要です。

ハードルが少し高く感じるかもしれませんが、成果物を納品し数ヶ月間関わりを持ち続ければ、値段交渉であったり継続した案件であったり、相談することができます。

逆に言えば、クライアントから再オファーを頂ける成果物を納品できれば、類似案件でも同じ状態を作り上げることができるでしょう。

実は、この状態はクライアント側にとってもありがたい状況になります。

クライアント側からすると、固定の担当者に継続依頼を行えることで業務効率を図ることができます。

安心・信頼・業務効率化などなど、多くのメリットがクライアントに発生するため、固定クライアントの開拓はコミュニケーションの場で常に頭の片隅に置いておきましょう。

収入アップのカギは確かなスキルと根気強さ

結局のところ、どれだけ知識やノウハウをインプットしてきたとしても、肝心のアウトプット(成果物を指します)がなければ、収入アップ以前に収入を獲得することができません。

成果物を作成するための確かなスキルと愚直な取り組みによって、収入アップの道が開かれます。

シリコンバレーのIT業界で有名な言葉があります。

「黙ってコードを書け。ハゲ。」

これは、プログラミング業界で働くエンジニア界隈で発せられた言葉です。

プログラミング業界ではプログラムコードを書いてなんぼなので、口を動かすぐらいなら指を動かせという意味が込められています。

この言葉は結構秀逸だなと思っていて、副業に取り組む人の中でも言い訳や御託を並べて、自分以外の責任にしたがります。

スキルがないのは自分の責任、根気強さが足りなかったり情報収集の取捨選択ができないのは自分の責任です。

ましてや副業が上手くいかないと嘆いても、できない自分に責任があります。

逆に言えば、収入獲得できれば全てあなたの実績です。

誰よりもあなたのおかげで達成できた確かな証です。

あなたも副業を始めたのであれば、収入アップのためにチャレンジしましょう。