自分は営業マンなのに、いざお客様と向き合うと上手く話せない。どうにかしてそんな自分を克服出来たら…
営業で上手く話せない悩みは多くの人が抱えていますが、あることを意識することで劇的に改善されます。
友人や家族以外と上手く話せない状態だった筆者も、営業でお客様と会話が続き契約が取れるようになりました。
この記事では、営業マンが初対面のお客様と上手く話せない時の「3つの対処法」について解説します。
この記事を読むことで上手く話せない悩みがなくなり、営業として多くの契約を獲得できるでしょう。
Contents
営業で上手く話せないと感じる原因は?
営業マンの上手く話せない定義って何なのでしょうか?
営業マンが話せないと感じるのは、お客様との「会話のキャッチボール」が出来ていないことが原因です。
お客様の答えに対してしっかり対応できていなかったり、質問ばかりで一方通行になってしまっています。
会話のキャッチボールが苦手な人は、考えすぎてしまうことが原因であることが多いです。
自分が予め考えていた内容に縛られすぎてしまうのです。
営業で上手く話せない人は、考えていた内容につい気を取られてしまい、お客様との会話が上手く成立しない状態が起きてしまいます。
あるいは話す内容を考えてきたのですが、中途半端にしか準備できていなく、うろおぼえで会話ができなくなるのです。
確かに営業マンであれば話の内容を考えることは大切です。
ですが考えてきた話の内容は、あくまで自分の中で考えた予想に過ぎないのです。
お客様と円滑な会話をするためには、自分の考えてきた内容に囚われないようにしましょう。
ただ営業で話せない状態を克服できても、それがイコール契約となるわけではありません。
よく営業マンでお客様と上手く話せることができたら、僕(私)だって契約が獲得できると思ってる人は多いことでしょう。
しかし不思議なことに、無口な営業マンでも契約をたくさん獲得してくる方は非常に多いのです。
営業で話せない人は円滑に口数を多くすることを目標にするのではなく、ほとんど話せなくて大丈夫なので会話のキャッチボールができる営業マンを目指しましょう。
まずその一歩が営業マンが契約を取るための近道です。
営業で上手く話せない人の7つの特徴
営業マンでも最初から話すことが上手い人もいますし、どうしても最初から話せない人もいます。
その話せない営業マンの特徴は何なのでしょうか?
聞く力が弱い
営業マンで上手くお客様と話せない人は、聞く力が弱いです。
話すのに聞く力ってどういうこと?って思う人がほとんどだと思います。
上の章で述べたように、営業で話せない人とは会話のキャッチボールが出来ない人です。
ですので聞く力が弱ければ、実は営業で上手く話せないのです。
営業マンはお客様のお話にちゃんと耳を傾けてください。
緊張しやすい
営業マンで上手く話せない人は緊張しやすい人です。
営業マンは商品やサービスを売ることが仕事です。
ですが商品やサービスを購入してもらおうと意識しすぎるあまり、緊張して思うように営業で話せないのです。
また緊張しすぎる人はややネガティブな人が多いです。
営業で緊張し話せない自分自身を非難して、自己嫌悪に陥る人は結構います。
その負のスパイラルから抜け出すことができないと、一生営業として上手く話せない状態が続き、最悪の場合人間不信になるのでくれぐれも注意しましょう。
自信が無い人
営業マンで話せない人は、自信が無い人です。
自信がないと自分の発言が間違ってないか脳内で確認したり、声自体を口ごもる人がたくさんいます。
また積極性がないため、質問もせずにお客様の解答を待つというのも特徴の1つです。
自分の発言に自信を持ってください。
あなたの話は決してつまらないものではないのですから。
興味関心が薄い
営業マンで上手く話せない人は、何事にも興味関心が薄い人です。
自分の周りで何が起こっているか、周りの人を知りたいと思う関心は基本的に全くありません。
このタイプは質問内容をある程度準備していないと、間違いなく上手く会話のキャッチボールができないでしょう。
自己開示できない
営業マンで上手く話せない人は、自己開示が上手く出来ない人です。
質問ばかりに気を取られ、相手に対して尋問のような形になってしまいます。
また自己開示が苦手な人は、警戒心が強く恥ずかしがり屋の人も多いです。
あなたの自己開示は決してつまらないものではありませし、恥ずかしがる必要はありません。
あなたの情報を隠していればいずれ会話につまり、上手く話せない状態が続くでしょう。
接客を極力避けたがる
営業マンで話せない人は、接客をそもそも避けたがる傾向にあります。
いざ初対面の人を前にすると、どんな態度を取ったらいいのか分からないのです。
何故営業職やってるの?って思う人も多いと思いますが、総合職や大きな企業は初めての部署は営業職って意外と多いのです。
もし仮に嫌だけど営業職になってしまった場合は、会話や会うことに慣れるため訓練するしかないでしょう。
会話をすることが嫌い
営業マンで話せない人は、そもそも会話をする行為自体に苦手意識を感じています。
極力全ての業務を会話ではなく、メールなどで済ませてしまいたがります。
もし仮に嫌で営業職になってしまった場合営業は仕事と割り切り業務に励むか、もしくは思い切って職種を変えることをお勧めします。
営業職はもちろん素晴らしいですが、他にも素晴らしい職種はたくさんあります。
営業で話せない人へ3つの対処法
営業マンで上手く話せないことは、お客様から契約を取るうえで致命的です。
そこで営業マンで上手く話せない人の為にいくつか対処法を解説します。
質問上手になる
営業マンで上手く話せない人は、まず質問力を極めてください。
話をするテクニックは様々ありますが、一番契約に繋がる方法は相手に話をさせることです。
そうすることで相手の信頼度を高めることができます。
また上手く話すことができなくても、相手に話してもらい完全に聞き役に徹することが可能です。
質問は2種類の方法を極めれば基本問題ないです。
その方法は「オープンクエスチョン」「クローズドクエスチョン」です。
一つを極めるのでなく、2つを使い分けることで営業で上手く話せない状況を打破できます。
この2つの質問方法は、下の記事で解説してますので参照していただければと思います。
上手く話そうとしない
これはそのままですが、無理に上手く話そうと意識しないということです。
要するに目標を「最低限のコミュニケーションレベル」と思うことが重要です。
営業マンは上手く話せないとダメと思う傾向がありますが、それでは理想が高すぎます。
かっこよさはそこまで求めなくても大丈夫です。
これは新人営業マンにありがちで、契約件数の目標設定はできそうなところを選ぶのに、営業での会話の理想はプロの完璧レベルを求めます。
もちろん言葉遣いは綺麗で礼儀正しい方がいいです。
しかしお客様も人間である以上、多少の言葉の間違いはほとんど気にされません。
完璧でなくていいので、まずは会話をすることを意識しましょう。
自分から話すことを我慢する
営業マンで上手く話せない人は、自分から話すことを我慢しましょう。
つまりお客様と営業で会話をする時は、「間を置く」ことを意識してください。
特に元々おしゃべりな人に多いですが、お客様と上手く話せない営業マンは一方的に話し過ぎて相手に返答や会話の隙を与えません。
とにかく話をしなければと、自ら上手く話せない状態に追い込んでいます。
間を置くことにより自分に隙ができるので、相手からの返答や質問を貰えます。
営業マンの中には時々、お客様の会話に怯えている人がいます。
お客様に話をさせることにより悪いイメージや、買わなくなると思い込んでしまっているのです。
相手の言葉を聞き入れる勇気をもってください。
その落ち着きある「間」を作ることが、営業マンが上手く話せない状態から抜け出せる方法になります。
それでも営業で話せないなら
どんなに意識し続けても営業でうまく話せない人はいます。
そんな人はひたすら「ロープレ(練習)」あるのみです。
スポーツも練習しますが、営業も練習は大事です。
営業はただ話すだけで簡単そうに思う人もいますが、最初から話せる天才はほとんどいません。
しかもロープレも100人いれば100人のお客様がいますし、マニュアルなんて無駄かと思うかもしれません。
ですがそのお客様にロープレのシュミレーションが使えなくても、あなたの話す口が慣れてきて余裕ができるようになります。
なぜなら筆者も営業で上手く話せない人だったのが、ロープレを繰り返すことにより変わったからです。
毎日意識して練習していれば、やがて無意識に変わり呼吸するかのように相手との会話のキャッチボールができるようになります。
営業で上手く話せないことは努力で必ず克服できます。
筆者の場合練習の打ち合わせる相手を見つけるのに苦労しましたが、今はネットが普及し副業がてら営業の練習ができるサイトがあります。
それはSaleshub(セールスハブ)というマッチング営業サイトです。
Saleshub(セールスハブ)は企業が探している人にアポイントを取り付ける仕事の為、さまざまな企業と打ち合わせすることが可能です。
聞かなくてはならない情報を自分なりに準備し、会話の練習を意識して行えます。
場数を踏んでとにかくロープレを繰り返せば、あなたも営業で話せない状態から抜け出すことができるでしょう。
Saleshub(セールスハブ)の登録から使い方までは、下記記事を参照していただければと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
この記事では、営業マンが初対面のお客様と上手く話せない時の3つの対処法について解説しました。
営業で上手く話せないことは努力で直すことができます。
ですのでたとえ今お客様と上手に話すことができなくても、自分を責めないでください。
前を向いて努力していれば、必ず営業でお客様相手に上手く話せない状態から抜け出せるでしょう。
営業で上手く話せないことで悩んでいる人に、少しでもお役に立ち契約獲得に繋がれば幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました。