副業

クラウドワークス・ランサーズの悪質・危険な案件の見分け方

現在も多くの人がネット副業を実践するためにクラウドワークス・ランサーズを利用している状況です。

案件数も合わせて500万件以上の案件が存在しており、多種多様なジャンルの仕事を受注することができます。

しかし、そんな様々な案件が存在する中で、かなり怪しく悪質な案件であったり、詐欺案件というのも存在するのが事実です。

気持ちよく仕事を行いたいのに、危険が存在していれば取り組みの妨げになってしまいますし、不安を抱えて仕事をすることになりかねないです。

本記事では、クラウドソーシングサービスで危険性の高い案件の見分け方について解説していきたいと思います。

クライアントに★1評価が表示されているか

まずはじめにチェックしておきたいのが、クライアントの評価についてです。

クラウドソーシングサービスでは、クライアント側に評価する機能があります。

発注者と受注者が気持ちよく仕事を行うプラットフォームのため、受注者であるクラウドワーカーやランサーの人にとってもクライアントの評価は大切です。

そして、基本的に評価の低いクライアントは避けるべきです。

なぜなら、そのクライアントは過去にクラウドワーカーやランサーの人たちとトラブルを引き起こしている可能性が高いからです。

そのため、受注者の質問や要望に応えないクライアントも存在します。

また、金額を払う立場をいいことに、態度が横柄である人も存在するので、クライアント評価は重要なチェック項目になります。

ありがとう機能でありがとうがついているのか

クラウドソーシングサービスの機能において、ありがとう機能というものがあります。

クライアント側にありがとうを送信することができますが、このありがとうがついていないクライアントも評価と同じく危険な可能性があります。

また、クライアントに対するコメント等も確認することができますが、このコメントにおいてあまり褒められたコメントがついていない場合も同様です。

目安としては、2件以上のコメントで評価が低い場合は避ける対象として認識すると良いです。

当然、受注者の評価もおかしなものも存在するので、よく観察する必要があります。

本人確認をしているかどうか

企業によるクライアントであれば、企業検索にて企業を調べることができるので、基本的に問題はないかと思います。

しかし、個人でクライアントを運営しているアカウントであれば、本人確認を行なっているかどうかチェックしておく必要があります。

やはり信用されるための対策として本人確認をしているクライアントであれば、審査を通したアカウントであるため、安心した仕事と判断できる一つの指標になります。

いきなり個人情報を求めてこないか

これは周りのクラウドワーカーやランサーを見ていても、一定数の割合で個人情報を求めてくるクライアントがいるようです。

『LINE@に登録してください。』

『メルアド登録してください。』

といったような登録を促してくるクライアントは要注意です。

こういったものは、多くの場合は詐欺を行うクライアントです。

仕事の内容とは別に説明なしで個人情報の登録を促すので、通報しましょう。

クラウドソーシングサービス上の規約違反に当たりますので、どんな内容であっても回避しましょう。

クラウドソーシング以外の参加を促していないか

クラウドソーシングサービス内にチャット機能が存在するのですが、外部のツールを利用して仕事を振ろうとするクライアントもいます。

・slack

・chatwork

・skype

・LINE

などなど、様々な連絡ツールのアプリケーションがあります。

しかし、これらのツールに参加を促すクライアントも注意が必要です。

サービス内のチャット機能を使わずに外部ツールで連絡を取ってしまうと、トラブル時のログをサービス内で残すことができません。

そういった際に万が一のトラブルが発生した時、管理者に通報することが難しくなってしまいます。

危険が起きてからでは遅いので、外部ツールの利用を勧めるクライアントも注意を払いましょう。

急に連絡が途絶える時は要注意

案件を進めている中で、急に連絡が途絶えるケースもあります。

こういったケースもクライアント側に何かしらのアクシデントが発生していることがあるので、注意しましょう。

信用できるクライアントであれば、割とスムーズに連絡することができます。

もちろん、理由があって連絡が滞ることもありますが、なぜ連絡が遅れてしまったのか理由を話してくれます。

そのため、急に連絡が途絶えてしまい音信不通となれば、案件を継続しないという認識で取り組みましょう。

質問に対して丁寧に応えてくれるのか

基本的に信用できるクライアントと信用できないクライアントの見分け方として、メッセージでのやり取りをこまめに行なってくれるのかが挙げられます。

また、メッセージで細かく質問しても、丁寧に応えてくれるのかを確認しておきましょう。

信用できるクライアントであれば、質問に対して回答と一緒に参照リンクであったり、ドキュメントによる説明があります。

しかし、信用できないクライアントであれば、質問に対して『ググってください。』みたいなそっけない回答があったりします。

このようなケースは、後々トラブルに発展することが多いので、質問事項の対応についても確認しておきましょう。

会社名による検索を心がける

たとえ企業であっても、信用できないクライアントは一定数存在するようです。

現在はネット社会なので、信用できないクライアントならば詐欺案件やトラブルを起こした内容で検索ヒットすることがあります。

ブラウザ検索とSNS検索を併用することで、会社に関しての情報を確認しておくことも危険を回避する一つになります。

最終的には、個人の判断によって案件が始めるかどうかなので、最後は自己責任として委ねられる世界です。

そのため、自分自身を守り仕事のリスクを回避するためにも有効な手段として心に留めておいてください。

アカウント名が乱立した文字列になっていないか

基本的にクラウドソーシングサービス上で判断できることは対面よりも制限があります。

見た目も声もわからない状況であるからこそ、意味不明な文字列などで記載されているアカウント名であれば、危険度は高まります。

こういったアカウントは、プロフィール等の記載もおかしな文章の可能性があります。

当たり前だとは思いますが、しっかり理解できる名前で登録されているクライアントであれば、信用できるアカウントであることが圧倒的です。

「無料モニター・テスト」のような案件ではないか

無料モニターであったり、テスト期間0円のような内容で案件が存在していた場合は注意が必要です。

基本的に、このような案件でやり取りをすることはお勧めしません。

たとえ今あなたがスキルなしで参画する場合でも避けた方が良いです。

多くの場合は、そのまま連絡が途絶えて消えてしまうクライアントになります。

テスト段階の成果物だけ獲得してお金を払わず逃げてしまうクライアントも存在するので、仕事として報酬は必ず受け取れるものを選択しましょう。

ネット上であっても自分の身は自分で守ることを徹底すること

見分け方の内容の中でも、最終的には自己判断・自己責任と記載しましたが、本来仕事を受けているわけなのでどんな形であれば成果物を納品するのであれば報酬が発生して然るべきです。

しかし、ネットリテラシーが低い状態だと詐欺にあったり、騙されて報酬だけもらえず逃げられたり、トラブルに巻き込まれたりと散々な目に会います。

そういった状況を作り出さないためにも、確認できる内容は全て目を通しましょう。