副業

副業で稼ぐために大切な思考法が3つある

「副業で月10万円稼ぎたい!」

「副業を本業に変えたい!」

「働き方を変えてみたい!」

色々な目的のもと、多くの人が取り組んでいます。

今回は、副業の取り組みにおいて結果を加速させる大切な思考法を解説していきたいと思います。

副業で稼ぐために差別化思考を身につけること

言葉としては簡単で、誰かと違うことを求めたり、多くの人とは違う取り組みを実践することを指します。

考えてみると理解しやすいと思いますが、成功するためには結果を出さなければいけないというシンプルな構図が出来上がります。

さらに深掘りしていくと、結果というのは行動に紐づいて訪れるものです。

そして、どんなことに基づいて行動が引き起こされるかというと思考になるわけです。

結果を出すために行動し、行動するために思考することになります。

つまり、

思考

行動

結果

このような順番で物事は動いていきます。

大きな結果を出すためには、必ず思考を変えなければ成果まで導き出すことができないということになります。

そして、世の中に多くの情報が溢れている中で、大衆と違う圧倒的な結果を生み出すためには、みんなと違う思考を持たなければみんなと違う結果を出すことができないことになります。

多くの人が誰でも閲覧することができる情報だけで同じ行動を起こしたとしても、残念ながら副業で成功することはできません。

なぜなら、みんなと同じことをするということは、それだけ市場が同じ行動する人間で溢れてしまうため結果を出しづらくなります。

また、必要に応じて施策を打たなければ、先行者がたくさん存在しているため、すでに既存の方法で頭一つ抜きんでた存在にならなければ結果が伴うことがありません。

そのため、ここでいう差別化思考というのは、とても重要な考え方の一つになります。

改めて確認します。

みんなと同じ考え方→みんなと同じ行動→みんなと同じ結果となった場合、副業において多くの人が挫折する割合の方が高いため、成功まで結びつくことがないということになります。

差別化思考を身につけることを意識してみましょう。

差別化思考によって何をすべきなのか

では、あなたがこれから取り組もうとしている副業あるいはすでに取り組み始めている副業に対して、差別化思考を用いた時にどのようなことを意識して取り組んでいくべきなのか考えていきます。

それは、『時間の使い方』です。

これは、誰もが投資することできる一つの資源だと考えることができます。

誰かが1時間費やすことを、自分であれば2時間費やそうというように、時間の使い方が一番差別化を図る具体的な施策の一つになります。

サラリーマンの人であれば、時間の使い方が難しい場合もありますが、やはり時間を生み出すことから考えておかないといけません。

副業に限らず、物事は多くの時間を割かなければ量も質も担保された結果に結びつかないからです。

例えば、1日1時間を犠牲にして副業に対して費やせる時間を生み出したと仮定しましょう。

たかだか1日1時間を投資したところで何が変わるんだと思われるかもしれません。

しかし、この1日1時間を毎日積み重ねて1年間継続したと考えてみてください。

1日1時間ということは、1年間で300時間以上を確保できたことになります。

少し資格のお話になりますが、宅建(宅地建物取引主任者)という資格があります。

この資格は、資格保有者の平均学習が独学で300時間程度と言われています。

また、この資格は不動産業で言えば、1店舗につき1人必要な存在であり、業界では規定で定められています。

そう考えると、こちらの資格は国家資格の一つでもあるため、取得できるだけで無職の人でも就職できるほどです。

そうなると、1日1時間を1年間継続するだけで人生が変えられるほどの時間だということが資格の内容から判断できると思います。

逆を言えば、それぐらい変化することができる時間を費やしてまで周囲の人は努力をしていないということの裏付けでもあります。

周囲は努力していない→だから努力する

周囲は時間を費やさない→だからこそ時間を使う

これも立派な差別化思考だということに繋がってきます。

副業では本質的思考を養うこと

これはそもそもの常識や慣習に囚われることなく本質的なアプローチができるようになる訓練です。

もう少し噛み砕いた言い方をすると、

「お金ってなんだっけ?」

「なんで働くんだっけ?」

みたいなことを自身に問いかけて本質的な部分を抽出した後に自分に利用する考え方です。

例えば、サラリーマンであれば「お金ってなんでもらえるんだっけ?」と考えてみると、会社から給料が支払われるからお金がもらえるわけです。

では、お金を支払う立場にある会社は「なぜお金を持っているんだっけ?」と考えてみると、自社製品や自社サービスを展開して顧客からお金を頂いているということになります。

さらに、「なぜ顧客はお金を支払うんだっけ?」と考えてみると、とある会社の製品やサービスを享受するためにその対価としてお金を支払っているわけです。

もっと深掘りして、「なぜ製品やサービスに対価を支払うんだっけ?」と考えてみると、製品やサービスに満足しているからです。

ここまででお金がなぜ発生してサラリーマンの給料にまで反映しているのかというと、顧客満足度を得られているからお金が流動していることがわかります。

つまり、お金をもらう行為というのは、顧客満足度を得ることになります。

お金を発生させ流動化を図るためには、顧客を喜ばせる何かを実施しなければならないということがわかります。

このように本質的思考を養うことができれば、副業に限らず多くのビジネスで根本的な施策の立て方ができるようになってきます。

なぜ本質的思考を養うべきなのか

先ほどもお伝えした内容になりますが、これは常識や慣習に囚われることを避けるためです。

やはり、常識や慣習に囚われた思考だと、みんなと同じ思考となり、行動となり、冴えない結果で終わります。

そもそも常識や慣習・ルールといったものがなぜあるのかというと、うがった見方になりますが”誰であっても簡単で効率的に操作するため”にあります。

常識や慣習・ルールを徹底するほどに、人はその中で生きることを選択した時、その中だけで結果を出す思考に育てられてしまいます。

現代社会において、ビジネスにおいても情報操作のような行為は数多く存在しており、これらに惑わされてしまうと結果が出ない副業になってしまいます。

差別化思考に繋がってきますが、このような同じ思考・行動・結果から抜け出すために、多くの当たり前に対して疑問を感じて本質を見つけ出す思考を養うことで副業でも他者とは圧倒的に違う結果を導き出すことができます。

この本質的思考を養うことで独自の思考、つまりオリジナリティの高い考え方によって独自の結果を創造することができるわけです。

実際に大手企業でも採用されている思考法の一つで、車業界の大手であるトヨタでも『なぜなぜ分析』という施策を実施しています。

「なぜこの作業をしなければならないのか?」

「なぜこのフローが必要なのか?」

「なぜ副業においてこの作業が最適なのか?」

などなど、これらを考えられる思考法を身につけるために、自分の行動・結果に『なぜ?』を問い合わせてみましょう。

副業も立派なビジネスに当たるため、正解不正解が基本的に存在しません。

そのため、この本質的思考によって差別化戦略を考えていくと、より合理的で論理的なワークフローを導き出したり、顧客満足度の向上を図る施策を考えられるようになります。

副業では論理的思考を養うこと

この思考は、前述してきた思考の差別化思考と本質的思考といった全ての思考のベースとなるものです。

物事には必ずその事象を引き起こすための理由と原因がつきものです。

例えば、今あなたが東京にいて大阪駅まで移動しなければならないと仮定しましょう。

行動するための手段としては、徒歩、自転車、自動車、タクシー、新幹線、飛行機など様々な選択ができます。

また、大阪駅に5時間以内につかなければならない条件があったり、金額は〇〇万円まで利用可能という条件があったり、制約が物事には結びついています。

その中で、きっとあなたは制約を守りつつ効率的で迅速な判断を下した場合の取捨選択を行い、決断に至った思考をもとに行動を開始します。

それが結果として5時間以内に〇〇万円以内で大阪駅に到着する目的を達成することになります。

もしもこのような論理的思考をせずに行動を開始した場合、全てが場当たり的な結果となってしまい、失敗を多く重ねる原因となりかねません。

ではどのようにして論理的思考を養っていけば良いのでしょうか?

論理的思考は誰でも訓練によって身につけることができる

論理的思考を養うためには、基本的に誰かに説明することで身につけることができます。

例えば、SNSであるTwitterを利用することでも身につけられます。

140文字という文字制限の中で、自分の考えを発信するだけでもいいね!・RTを集められれば、論理的思考の裏付けになります。

また、ブログによる記事作成も論理的思考を養うことができるツールになります。

なぜなら、ブログ記事というのは大衆に向けて情報を発信する行為にあたるので、誰が読んでもわかる論理構成をもとに文章構成する必要があります。

さらに、YouTubeなどによる動画配信も論理的思考を養うことができるツールです。

YouTubeも誰もが動画配信できる一方で、意味がわからない動画を配信していても共感を得ることができず、意味のない動画になってしまいます。

そのため、誰もが視聴したとしても前置きや説明、実例や解説を交えて動画構成を組み立てることで論理的思考を養うことができます。

色々な方法で論理的思考を養うことができるため、あなたが取り組んでいみたい方法で論理的思考を身につけていきましょう。

副業において無思考はやめよう

もちろん副業に限った話ではありませんが、ビジネスにおいて無思考つまり考えないで取り組むことは危険な行為です。

ただただ時間だけを浪費することに直結します。

さらに、無思考ということは考えないで行動することになるため、誰もが理解できて効率的に作業することができる常識や慣習・ルールに沿って動いてしまう傾向が強くなります。

そのため、同じ思考・同じ行動・同じ結果を招いてしまうため、副業・ビジネスに腰を据えて取り組むのであれば無思考は回避しましょう。

今回3つの思考法について解説してきました。

・差別化思考

・本質的思考

・論理的思考

これら3つの思考を手に入れて、あなたの副業あるいは新規ビジネスを成功の結果に導いていきましょう。