現在は、働き方改革の流れが強く、副業解禁の世間的なウェーブも訪れています。
ただ、副業が可能となった今だからこそ、本業と両立するのであれば、アルバイトをするのは利口ではありません。
本記事では、なぜ副業においてアルバイトを選択してはならないのかについて解説していきたいと思います。
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身体的な限界がすぐに訪れてしまう
世間では、どうしても『副業=アルバイト』のような図式で考えてしまう人が一定数存在します。
このように考えてしまうのは原因があり、勤めている会社での働き方以外にお金をもらった経験がアルバイトしかない人にとって、副業=アルバイトの図式が成り立ちます。
特に、会社の働き方も給料制であるため、時給換算がしやすく、アルバイトでの時給換算と比較しやすい思考になりやすいため、このような連想が離れないことがあります。
ですが、平日の昼間に本業に携わる人にとって、いわばダブルワークとなるアルバイトをしてしまうと、体力的にかなり無理をしてしまうことになります。
また、ある程度の金額を稼ぎたいと考えた場合、どうしても平日の深夜であったり、土日を投げ捨ててまで長時間労働を余儀なくされます。
そうなってしまうと、本業への悪影響が避けられなくなります。
本業の仕事の傍ら居眠りを引き起こしたり、集中力を欠いた仕事によって仲間からの信用も失ってしまいます。
直近でお金が欲しいという短期目標だとしても、このような問題を抱えてしまうと長期的に考えた本業側が本末転倒となります。
できる限り、アルバイトという視野は捨てる形がおすすめです。
稼ぐことができる金額に限界がある
例えば、時給1200円のアルバイトがあるとします。
そこで1200円の賃金を頂けたとしても、ある程度のキャリアをもつサラリーマンであれば、よほどのブラック企業でなければ時給はもっと高いはずです。
また、時給換算で1200円以上を手にしている人が、残業が減ったからといって時給1200円のアルバイトをすることは非効率でしかありません。
時給1200円のまま100時間労働を行なったとしても、12万円です。
つまり、副業においてアルバイトを選択した場合、100時間労働で12万円しか頂けないことになります。
月に100時間労働した上で、さらに時間的投資を副業のアルバイトにしたところで、時間的リソースは限られています。
そのため、稼ぎたいと目標に設定している金額が20万や30万だとしたら、体力的限界が訪れ、達成できない可能性と継続不可が考えられます。
稼ぐ金額の点からしても、長期的に見て厳しいと言わざるを得ません。
専門性を活かすことができる副業選びが必要になってくるというわけです。
本業のスキルアップにつなげることができない
本業のスキルアップをするためには、本業そのものに真剣に取り組むことが一番の方法になります。
下手に時給目的のアルバイトをするくらいなら、おそらく本業に関するスキル習得やスキルアップに関連した書籍などの学習が有益でしょうし、セミナーや勉強会による人脈作りが重要になるかと思います。
2018年度に副業解禁の合図が出された時は、中小企業で「土日にうちの会社で働いて欲しい」という声が多く出ていました。
これも相当微妙な状況で、ただの労働力として利用されているに過ぎません。
副業するということは、労働以上の事業収入を獲得する目的で取り組まなければ、結局労働から抜け出すことができず、労働しない時間は賃金が発生しない状況を生み出してしまうわけです。
根本的な稼ぐ力が身につかない
典型的な例をあげると、コンビニのレジうちのアルバイトや工事現場でのアルバイトが存在します。
このようなアルバイト従事してしまうと、将来のための根本的な稼ぐ力を養うことができません。
副業はアルバイトではなく、事業を取り扱うビジネスに近いため、稼ぐための思考やプロセス、結果の導き方を理解していかなければ、労働から解放される働き方・稼ぎ方を手に入れることはできません。
ただ、決してコンビニや工事現場といったアルバイト自体を否定しているわけではありません。
必要なタイミングがあれば行うべきでしょうが、指示され自分の資産となるコンテンツなどが生産されることのない仕事になります。
そのため、副業を通して事業を育てる作業を一つも取り進めることができないことになります。
それでは、稼ぐこと自体が厳しくなってしまい、年齢を重ねれば重ねるほど無理がきかないカラダになるため、長期目的を果たせません。
できることなら、長期的な視点を持った上であなたのビジネスを育ていることができる副業に取り組んでいただきたいです。
ビジネスを育てることができない
これは、根本的な稼ぐ力が身につかないといった内容に続きますが、スキルを持ってそのスキルがあるからこそ稼げる副業に従事しないとあなたのビジネスを育てることは不可能です。
まずは、目先の金額を稼ぐことよりも、もっと長期的な視野を持って、あなた自身のビジネスを育てることから始めましょう。
目の前の10万円を稼ぐことを繰り返すよりも、1年後の〇〇万円を手に入れるための環境を構築しましょう。
将来、スキルによって稼ぐことができる仕組みを作り出すことが最大の副業の魅力になります。
できることなら、あなた自身の商品を作り出し、情報発信を行うことで関係性を持った顧客を獲得し、同時に顧客に対して販売することができる仕組みまで構築するのが理想的です。
しかし、本業が忙しいことからその全てを執り行うことは厳しいかもしれません。
だからこそ、入念な準備を元に目先の金額に囚われず、将来の収益化モデルのためにコツコツと時間を投資するべきです。
もちろん、全てを最初から取り組む必要もありません。
区切りをつけて、取り組める内容から始めて副業を育てていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここでは、副業においてアルバイトを洗濯してはならない理由として5つご紹介しました。
筆者としても会社員時代は、寝る間も惜しんで働いていましたが、基本的に副業の内容はスキル関連のものでした。
また、資産となり自身の顧客を生み出し続けるブログは今でも大活躍しています。
そのため、スキル習得による副業はおすすめです、
今ネット副業に取り組むなら、以下の項目のスキルがおすすめになります。
・プログラミング
・動画編集
・webデザイン
・ライティング
・アフィリエイト
・ブログ運営
これらは特に市場も大きく、ライバルもそれなりですが、誰でも取り組めるものでもあります。
特に資格を取得する必要もありませんので、自分の能力を高めれば高めるほど、比例してあなたの収益に直結するものになります。
まず間違いなく時間を掛けるだけの価値があるスキルになります。
このスキルを獲得することができれば、個人の稼ぐ力を獲得する以上に、転職や独立においても優位に事が進められるでしょう。
副業は決して簡単なことではありません。
本業よりも簡単だとたかをくくって取り組むと間違いなく失敗し挫折します。
そうならないためにも、まずは副業の準備からはじめていきましょう。
当ブログでは、副業における様々な記事を執筆しているので、気になる記事がありましたら合わせて読み進めていただけると幸いです。
最後まで一読していただき、ありがとうございました。