会社員であるサラリーマンであれば、本業以外にも稼ぐ手段を持ちたいと考えるのは一般的です。
ただ、稼ぐと一言でいっても、世の中には多種多様な稼ぎ方があり、それらを本業と副業の二足のわらじで取り組むのは難しいです。
とはいえ、始めなければ何も動き出さないのがビジネスのドライな部分ですよね。
そして、本当に多くの副業選択が存在するため、どれから手をつけるのかから悩み出してしまうものです。
ネット社会になってこれだけ選択の幅ができた一方で、選択の悩みも同時に発生してしまいます。
今回の記事では、副業の中でも少額から始めることができる金融系の副業をピックアップしてご紹介していきます。
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金融系副業:FX
FXとは、日本円と米ドル、日本円とユーロなど2国間の通貨を売買する投資のことを指します。
円高や円安などといった為替相場の変動を利用して利益を生みます。
今では誰もが1台以上所有しているパソコンやスマホで容易に取引が出来ることや、株式投資や不動産投資と比べて分かりやすい仕組みということもあり、投資初心者からも人気があります。
FXは少額の資金で始められるので、大きな利益を生む可能性を秘めているのが魅力です。
リスクを正しく理解した上で安全に運用することをお勧めします。
為替相場の変動でどのように利益を生むかというと、例えば1ドル=100円の時に買い、1ドル=110円の時に売ると1ドルあたり10円の利益となります。
100ドル購入していれば1,000円の利益が生まれます。反対に、相場が予想と反する方へ変動した場合は損失になります。
このように、利益の幅をどのように生み出すかによって取り組みが変化していきます。
レバレッジを効かせることができるのも魅力的で、最大25倍のレバレッジをかけられるため、手持ちのお金の25倍の取引が可能です。
ただし、大幅な損失を避けるためにも、ロスカットの概念を理解しておくことをお勧めします。
始めてみたはいいものの、結果損失を生み出していたら勿体無いですよね。
特に、資金運用等に興味・関心があれば、チャレンジしたい副業の一つだと思います。
FXのメリット・デメリット
・短期間で稼げる
・稼げる額が投資金額で変化する
・初心者でも始めやすい
これらがFXのメリットとして挙げられると思います。
また、一方でデメリットは以下の項目になります。
・投資について勉強する必要がある
・損失を招く可能性がある
どうしても仕方がないことですが、投資である以上損失は考慮しなければなりません。
また、金融情勢に関して知識を蓄えておく必要もあります。
これらの項目を踏まえた上で、取り組むべきものか自分自身と相談してみましょう。
金融系副業:株式投資
こちらの株式投資は、多くの人が認識できているものだと思います。
ただ、株式投資は大きく分けて2種類の目的が存在します。
・株主として優待を受ける
・株式売買で利益を出す
基本的に多くの収入を獲得したい場合は、株式売買の目的を選択することになります。
ここで、株式投資を簡単な表にまとめてみたので、参考にしてみてください。
投資対象 | 上場している各企業 |
---|---|
値引き | 市場によって激しい |
手数料 | 約80円〜130円(開設した口座による) |
投資金額 | 自己資金範囲 |
最小費用 | 約数万円〜数十万円(ミニ投資も存在する) |
金利受け取り | 年二回(配当金) |
取引可能時間 | 平日9時〜15時(前場・後場に分かれる) |
株式投資のメリット・デメリット
・優待が受けられる
・配当金が受け取れる
こちらのメリットは、条件を満たした株式を所有することによって得られるメリットになります。
筆者もディズニーランドを運営しているオリエンタルランドの株式などを所有していますが、毎年ディズニーチケットを優待によって受け取ることができます。
また、以下の項目がデメリットになります。
・企業によって株式の価値が失われる
・株価の低下による株式価格のリスク
・知識・テクニック・判断力が常に問われる
株式投資では、二つのテクニックを問われることになりますが、テクニカルチャート分析とファンダメンタル分析です。
チャート分析では、ローソク足におけるテクニックを駆使することになり、ファンダメンタル分析では企業のIR情報や財務諸表等の理解が必要になります。
このように、株式投資ではビジネスにおける詳細な学習を要するため、大きく株式売買で稼ぐ場合は確かな知識が重要になるので注意が必要です。
金融系副業:仮想通貨
一時期、異常なほどの盛り上がりを見せた仮想通貨も金融系副業の一つになります。
まだまだ、セキュリティ上の問題(コインチェック事件など)や通貨としての世界の認識は微妙ですが、それなりに市場を保っているのも事実です。
現在も、電子マネー化や〇〇Payと多くの通貨が変化し始めているため、今後も仮想通貨の動向も見逃すことはできません。
そのため、市場の変化が激しいとしても、一定の金額を今後の通貨市場を考慮した上で取り組んでみるのも悪い手では決してありません。
金融系副業:不動産投資
不動産投資とは、所有している建物を貸すことでその賃料を得て収入を得ることを指します。
不動産投資には大きく分類すると下記のような2種類があります。
・大家として賃料を得るもの
・REIT(リート)
大家として賃料を得るものは、アパートやマンションを経営して入居からから支払われる賃料を収入とする方法です。
土地、建物の全てが自己負担になるリスクもありますが、得られる賃料がすべて収入になるため、長期的に入居者の確保が可能であれば将来性のある不動産投資であると言えます。
また、少額でスタートできる方法がREIT(リート)と呼ばれる手法です。
REITとは不動産投資信託のことで、投資家から資金を集めて不動産を運用します。
そこで生まれた収入(賃料等)を投資家に分配する形を取っています。
小額でスタートできる分、配当金も小額になる傾向にありますが、複数の建物に投資を行うことでリスクが分散できたり、安定した配当が得られたり、始めやすいといった利点があります。
不動産投資のメリット・デメリット
・不労所得を獲得できる
・少額投資でスタートできるものがある
・相続対策が可能である
・計画的に資産を生み出すことができる
・半永久的な収入資産を作れる
やはり、他の副業とは大きく違い、物件を資産として利用して収入を確保していくので、資産運用として大きなメリットがいくつか存在する形になっています。
また、以下の項目がデメリットとして挙げられます。
・少額といえどまとまった資金が必要
・入居者確保のリスクがある
・災害による建築物破損リスク
・資産価値・売却価格下落リスク
・流動性の低さ
これらが主なデメリットとして挙げられます。
物件の取引から、入居者の確保、資産価値など、様々な要因を考える必要があるのが不動産投資になります。
まとめ
ここまで、金融系における副業について開設してきました。
これら全てに共通することは、それぞれの市場について基本的な知識が必要になること、法律的な観点も持ち合わせて学習することが必須になる副業となります。
また、手持ちの資金を増やすためのテクニックや計画的な運用方法まで考慮した動きが必要になると思います。
一筋縄でできるものではない分、確立することができる大きな収入源の一つになることは間違いないです。
実際に取り組みにくいと感じられる金融系の副業ですが、現在では多くのサービスがありますし、少額からスタートできる仕組みが数多く存在します。
情報収集は怠れませんが、自分自身と相談してまとまった資金が用意できれば、始めてみてはいかがでしょうか?