営業を頑張っていると身につくスキルが数多くありますが、そのスキルをどう将来のキャリアップに結び付けるか悩んでいませんか?
この記事で紹介するキャリアアップに続く道を参考にすると、より意識してスキルを身につけることができるでしょう。
なりたい自分のイメージがつくと、成長速度やスキル吸収速度が段違いにあがります。
この記事では営業で身につくスキルを活かし、「どんなキャリアアップができるか」について解説します。
あなたの将来におけるキャリアアップの計画に、少しでも参考になればと思います。
Contents
営業での身につくスキル10選
早速ですが、営業で身につくスキル10選を解説します。
コミュニケーション能力
営業で身につく1番有名なスキルはコミュニケーション能力です。
コミュニケーション能力は大きくまとめると2点あります。
・伝える能力
・聞く能力
伝える能力が高いと、自分が伝えたい相手へ正確にかつ効率的に理解させることが可能です。
言われたことをそのまま伝えるだけでは伝える能力は伸びません。
要約して誰にでもわかりやすく話すことが重要です。
聞く能力が高いと、相手が伝えたい正確な情報を理解することができます。
受け身な姿勢に聞こえがちですが、決してそのようなことではありません。
相手の話を聞くだけでなく適切な質問をする力を持つことで、より深く話を聞き出すことが重要なのです。
これら2つのコミュニケーション能力は、営業をすることで身につくでしょう。
スケジュール管理能力
営業マンはアポイントから商談、また会議や資料作りなどやることが本当に多いことも特徴です。
ですのでスケジュール管理が怠惰だと、仕事が回らなくなります。
さらに営業は1人で全ての仕事をやるわけではありません。
事務員さんに書類関係をお願いしたり、専門の部署に協力してもらったりすることがあります。
自分のスケジュール管理のみならず、周りのスケジュール管理も必要な能力になります。
営業を頑張ってるうちに、スケジュール管理能力が非常に身につくことでしょう。
プレゼン能力
プレゼン能力とは提案する能力のことです。
こちらが伝えたい情報を資料にまとめ、相手により伝わりやすくします。
プレゼン能力が高いと社内社外に関係なく、自分の企画を通しやすくなります。
営業で場数を踏めば、大勢の前でも話せる力が身に付くでしょう。
リサーチ能力
リサーチ能力は情報収集のことを指します。
営業を行うのに相手を知るのは大切なことの1つですし、インターネットが普及した現代だからこそ情報力は欠かせない武器です。
常に情報のアンテナを張り続け、素早く必要な情報を収集する。
リサーチ能力を使いこなせると、これからの社会どんな分野でも役に立ちます。
逆算計画力
営業する上で目標は必ず設定します。
「年、月、週、日」とその時によって、逆算の行動が重要になってきます。
目標からの逆算は、人生の逆算でも応用がききます。
営業する上で未来から行動を考える力は、必ず役に立つでしょう。
察知能力
察知能力とは、相手のニーズを探知する能力です。
察知能力が低いと的外れな質問をしたり、無駄に長い提案をしたりしてしまいがちです。
何度も営業を行っているうちに、察知能力を身につけることができます。
空気を読んだりすることはどんな場面でも大事ですね。
折衝力
折衝力とは利害関係が一致していない相手と駆け引きを行い、最終的な折り合いをつけることです。
折衝力があるということは、この折り合いのスキルが高いということです。
似たような意味の交渉という言葉があります。
駆け引きの点では同じですが、微笑に違う点があります。
・折衝 → お互いが納得する「妥協点」を見つけること
・交渉 → お互いが納得できる「答え」を見つけること
交渉が上手くいかなかった時に、この折衝力が高いことで話がまとまったりします。
またトラブル対応の時も非常に大事なスキルになるでしょう。
精神力
営業は数字のノルマに追われるきつい側面もあります。
そのプレッシャーは計り知れません。
しかも上司から説教を受けることも少なくありません。
いつしか、鋼のメンタルと根性を手に入れられます。
このマインドは何をするにも役に立ちます。
自立力
営業を続けることで必ず自立心が身につくことでしょう。
・自分の力で成果を勝ち取る能力
・自分の力で障害を乗り切る能力
勝つために学び、イレギュラーも乗り越える柔軟さが身につきます。
営業にマニュアルはあっても必ずその通りに行くとは限りません。
ですので自分で考え突破口を切り開く力が必要です。
営業を経験していると、咄嗟の対応力が高まります。
副業解禁が進んでいる今、自立力はかなり重要です。
稼ぐために身につけておくと得する大事なスキルの1つです。
行動力
営業は行動力がつきます。
契約を取るためにとにかく初めは動くしかありません。
なので苦しい時も半歩前に進む力が身につきます。
この行動力が、何かを切り開く大きな力となるでしょう。
営業スキルが効率的に身につく方法
営業とはさまざまなスキルが身につくなかで、効率的にスキルが物になる方法はないのかと質問を良く受けます。
結論からいうと、すべてを一度に手に入れようと欲張ってはなりません。
1つずつ確実にスキルを身につくことが近道になります。
実のところ、マルチにスキルを習得するのは効率が悪いです。
なぜなら脳内ではマルチタスクを処理することができないからです。
マルチタスクは錯覚で、違うことを同時に行った場合0.1秒でスイッチングされています。
それゆえに効率的な能力が身につかないのが事実です。
脳に無意識に作業を持っていくために、初めは意識的に身につく行動を持っていかなくてはなりません。
スキルを身につけることは、1つ1つブラッシュアップすることが最も近道です。
更に早くスキルを上げる方法は、日々どんな時でも意識することです。
やると決断したらガチでやる。
それくらいの覚悟と意識があれば、大体のスキルは1ヶ月で身につきます。
焦らず1つずつ営業スキルを身につけていきましょう。
営業で身につくスキルからキャリアアップの方法4選!
営業職で身につくスキルを極めるとどんなキャリアが築けるのでしょうか。
4つの観点から解説します。
マネジメントへの道へ
営業職を総合的に極めると、マネジメント職へのステップアップが見込めます。
全ての現場の経験者だからこそ、新たなステージが見えてきます。
オーソドックスで一番ベターなキャリアアップの道です。
人事担当への道へ
営業職を極めると、採用担当へのステップアップが見込めます。
現場で動いているうちに、段々と改善ずべき点が目についてきます。
その観点から改善を図ることが、新人社員の教育への道に繋がります。
営業で全ての経験を積んだからこそ、厳しいことも成長できることも伝えることができます。
全ての業種へキャリアチェンジが可能
営業の本質はどの業種に転向しても変わりません。
例えばあなたが車業界に属していても、不動産を売ることはできます。
営業スキルを高め身につくことができれば、好きな業界に挑むことができます。
もちろん、BtoC営業からBtoBに行く転職することや専門分野へ行くことは容易ではありません。
しかしあなたの努力次第で、確実に可能性が芽生えることは間違いありません。
独立への道
営業で結果を出し続けた人は、将来独立する道も考えられるでしょう。
取引先からの信頼はもちろん、新規営業の開拓も強いからです。
リスクをとる事は茨の道かもしれません。
ただあなたが未来を切り開くために動くなら、確実なキャリアアップの道へと繋がります。
最後に
いかがでしょうか。
この記事では営業で身につくスキルを活かし、「どんなキャリアアップができるか」について解説しました。
営業職は、筆者は究極の「手に職」だと思います。
専門的研究以外であれば、なりたいもの全てになれると思っています。
それにプラスして、人をまとめ引っ張っていくキャリアアップも望めます。
あなたがなりたいものへの意識が強ければ、どんな分野でも化けることができる職種です。
あなたの将来におけるキャリアアップの計画に、少しでもお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。