現在ネットマーケティングでアポイントを取ることが主流になりつつありますが、依然として営業電話(テレアポ)も重視されていますよね。
なぜかというと、知名度がない企業が商品を販売する際、営業電話(テレアポ)が最も手っ取り早く契約の獲得ができるからです。
ですが実際営業電話ってやってみると大変ですし、上手くアポイントを取るコツは無いのでしょうか。
この記事では、「営業電話(テレアポ)のコツ」について解説します。
営業電話(テレアポ)のアポイント率を0.1%上げるだけで、確実にあなたの価値は上がります。
Contents
営業電話でお客様がアポにならない理由
営業電話(テレアポ)のコツの説明の前に、そもそもなぜお客様がアポにならないのかという説明をします。
その要因は大きく2つです。
・面倒くさいから
・メリットを感じない
この2つを払拭しない限り、アポイントを取ることは難しいでしょう。
営業電話が掛かってくるだけでも、相手からすると既に面倒なのです。
そんな中架電する人の話が長くわかりにくいと、確実にあなたと会おうとはしてくれません。
また相手がメリットを感じることができなければ、アポイントを取る事は難しいでしょう。
お客様は忙しいので、会う意味を価値付けることが大事です。
ただアポイントの際には注意することがあります。
それは、「商品の説明をしすぎること」です。
会う為にお客様のメリットを伝えなくてはなりませんが、そのためにアポインターさんはこちらの商品を詳しく話し過ぎる傾向があります。
詳しく説明しすぎるとお客様は電話越しでわかった気になってしまい、アポイントが取れず検討されてしまいます。
相手にメリットを説明する時は、こちらの強みをざっくりと伝え、自分を売込みましょう。
アポイントと商談の違い
営業電話(テレアポ)をする人たちがよく間違ってしまうのは、アポイント営業と商談での営業を同じと考えてしまう点です。
この2つのゴールは大きく違いがあります。
アポイント → 聞く姿勢にし会う約束を結ぶこと
商談 → 具体的な話を交え契約を結ぶこと
アポイントを取る事は、決して契約を取る事ではありません。
商談に行く営業マンのために、こちらへの興味付けをしっかりして会う約束を取り付けることです。
先程メリットがないと会ってくれないという話で、「商品説明をしすぎること」が会ってくれない原因だと説明しました。
もしそのまま会ってくれた場合、営業マンが話すことがなくなってしまい手詰まりになる可能性もあります。
ですので営業電話(テレアポ)の人は、商品説明はほとんどしなくて大丈夫なのです。
お客様に「会いに来る趣旨」を理解させることが、営業電話をする方のゴールです。
営業電話を上達させる基本的な3つのコツ
営業電話(テレアポ)を上達させるコツを解説します。
基本的には下記の3つ全てを磨きあげる事で、営業電話(テレアポ)でのアポイント率は上がります。
逆に言えば営業電話(テレアポ)していて伸びない理由は、この3つにしかないということです。
その3つとは以下の内容です、
・架電リスト
・トークスクリプト
・テレアポトーク力
それぞれを解説します。
架電リスト
営業電話(テレアポ)を上達させるコツは、架電リストです。
むやみやたらに営業電話(テレアポ)をしていても、成果をあがることは殆どないでしょう。
アポイント率を上げたい場合は、自分が狙っているターゲットをしっかり見極め架電リストを作成することが大事です。
テレアポ専門のコールセンターでは、もちろんターゲットのための架電リストをある程度用意してくれますが、本当にアポイント率一番を取る人は自らニッチなリストを探し作成したりもされます。
また架電リストは、専門のリスト業者からも購入することができます。
ある程度のターゲットはインターネット等を調べればすぐ獲得できますが、リスト獲得し作成するのに時間がかかるデメリットがあります。
しかしリスト業者にお願いすることで、より精度が高いリストを獲得でき、かつ一気に大量の架電リストを獲得することができ時間短縮にもなります。
もちろんリスト業者から購入すると費用がかかりますが、数件のアポイントの伸びで元が取れるので、時間短縮の面から考えても大いにメリットがあります。
トークスクリプト
営業電話(テレアポ)を上達させるコツは、トークスクリプトです。
トークスクリプトとは、営業電話(テレアポ)で話す内容の順番を決めておく「台本」のことです。
営業電話(テレアポ)においてトークスクリプトは非常に重要で、100%用意するべき代物です。
トークスクリプトが無い状態での営業電話(テレアポ)は、戦場に武器を持たずに戦いに挑むことと等しいです。
トークスクリプトの基本的な作り方は、
「挨拶」→「内容」→「アポイント」の順で構成して作ることが一般的です。
この構成を何度も営業電話(テレアポ)し、磨きあげることが大事です。
営業電話(テレアポ)のトークスクリプトの作るコツは以下の3つです。
・文章に余白を作る
・文章を短く伝える
・楽しいスクリプト
営業電話(テレアポ)をしてる人はわかると思いますが、トークスクリプトを作って話してもその通りに進む可能性の方が少ないです。
ですので余白を作り営業電話(テレアポ)の人にある程度自由に話してもらうことが大事です。
またトークスクリプトは短くすることがコツです。
基本的に相手も忙しいので、できる限り短く要点を伝えることがアポイント率の向上にも繋がります。
更に、営業電話(テレアポ)のトークスクリプトは楽しさが重要です。
楽しさとはどういうこと?ってなる方もいると思いますが、営業電話(テレアポ)の人からするとその資料は毎日見るものです。
ただの文章だと面白みもなく、楽しさがありません。
電話をしている人がワクワクするようなスクリプトだと、営業電話(テレアポ)の人に元気が出てアポイント率の向上に繋がるのです。
ただトークスクリプトは文章を作ればいいという訳ではありません。
なぜならトークスクリプトは何を話すかでなく、「どう話すか」を意識して作ることが大切だからです。
・声の速度
・声の大きさ
・声のテンポ
最高のキャッチコピーや文章よりも、どう話すかが大事だったりします。
それを意識してトークスクリプトを話してるかどうかで、全く成果が変わってきます。
棒読みでなく感情を込めて読むことができるスクリプトだと、アポイントの向上に繋がります。
テレアポトーク力
営業電話(テレアポ)を上達させるコツは、トーク力です。
テレアポトーク力とは、相手との会話での瞬間対応力や、声のトーンやリズムなどの抑揚のことをいいます。
また営業電話(テレアポ)の対応力に対して、ある程度の準備をしておくことがアポイント向上のコツであったりします。
例えばお客様の断り文句に対して、こちらが絶対伝えたいことは準備しておきましょう。
また営業電話(テレアポ)は声の抑揚も非常に重要になってきます。
人の第一印象は見た目で決まりますが、営業電話(テレアポ)には会うアクションがありません。
そのため声の出し方でいかに戦うかが重要になります。
例えばテレアポは低い声で話すより高い声で話す方が、お客様に安心感を与えます。
切り返しやトークを覚えればアポイントが取れるわけではないので、営業電話(テレアポ)も努力のやり方が面白い一面がありますよね。
PDCAを繰り返しこれらの3つをブラッシュアップすることができれば、あなたも間違いなくアポイントの成約率が上がるでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
この記事では、「営業電話(テレアポ)のコツ」について解説しました。
テレアポイントの具体的なトークテクニックを挙げれば様々ありますが、それ以前に大事なのは基礎のコツを押さえることです。
営業電話(テレアポ)は、0.1%アポイントの質を上げるだけであなたの価値は飛躍的に上がります。
月5000件の営業電話(テレアポ)で50件アポイントが取れる人が、0.1%伸びるだけで5件のアポイントが増えるのです。
この5件が増えれば、営業マンは少なくても1件以上成約する確率が高く、あなたのアポイントが直接企業の成果に結びつきます。
営業電話(テレアポ)は初心者の方も副業として取り組むことができるので、やってみたいと思う人は是非チャレンジしてみることをお勧めします。
副業の営業でお勧めのサイトはSaleshub(セールスハブ)です。
Saleshub(セールスハブ)は、企業が会いたい人を紹介する「アポイント支援プラットフォーム」になります。
本来自分の知人や知り合いを紹介しアポイントをセッティングする副業なのですが、実は初心者の営業電話(テレアポ)のチャレンジとしても使えます。
Saleshub(セールスハブ)の初心者でもわかりやすい使い方の記事を執筆しておりますので参照してもらえればと思います。
最後までお読みいただき有難うございました。