毎日お客様と商談していると、メンタルが折れそうになることはありませんか?
ほとんどの方が営業を始めてメンタルが折れた経験があるかと思います。
ただメンタルを鍛える方法があれば、モチベーションを保ったまま営業できますよね。
この記事では営業マンが「強靭なメンタルを手に入れる裏技」について解説します。
メンタルが強くなることがわかれば、今日からまた一歩営業を頑張る事ができるでしょう。
Contents
営業のメンタルが弱い人の3つの特徴
営業で初めからメンタルが強い人は稀です。
まずその中でも特にメンタルが弱い特徴の人を解説していきます。
真面目な人
営業でメンタルが弱い人は、真面目過ぎる人です。
営業マンは成功よりも失敗の連続の仕事です。
それ故に自分を追い込みすぎる傾向にあります。
・最高契約数より契約が獲得できてない
・いつもより営業の訪問数が数件足らない
・お客様の事務処理を今日中に絶対しなければ
といった具合に延々と自分自身を追い込んでしまいます。
また真面目過ぎるが故に、基本的に周りを頼ろうをせずに自分1人で解決しようとすることが多いです。
当然一人で解決できることには限界があり、営業を続けているうちにメンタルの限界がきて心が折れるのです。
更に真面目であるにも関わらず、メンタルケアの勉強はおろそかにする傾向が強いです。
成績を上げるイコール真面目ではありません。
自分のメンタルをコントロールすることも大事です。
心のケアも一生懸命勉強して、営業でメンタルを鍛えましょう。
内向的な人
営業でメンタルが弱い人は、内向的な人が多いです。
営業はお客様や社内で主張することも仕事ですが、内向的な性格なため自分の意見を上手く周りに伝えることができません。
自分の意見が上手く言えず、さらに事が上手く進まないとストレスでメンタルが折れていきます。
営業をやる以上、内向的でも言わなければならないことがあります。
少しずつでも勇気を出してコミュニケーションを取っていきましょう。
完璧主義者
営業でメンタルが弱い人の特徴は、完璧主義者です。
営業をやっている以上どんなに鮮明に計画を立てたとしても、完璧にこなせるケースの方が少ないです。
しかし完璧主義者は、周りから見て大したミスでなかったとしても、一つでもミスがあった場合自分を過度に責めてしまいます。
何度も同じ繰り返しをしてはミスが起きたと思い込み、結果負のスパイラルに陥りメンタルが折れていくのです。
まずは完璧主義者の自分を壊すことから行いましょう。
人はミスするものであり、そこから学ぶ生き物なのです。
営業でメンタルが弱いと及ぼす3つの影響
実際に営業でメンタルが弱いとどのような影響を及ぼすのでしょうか。
3つの観点から解説します。
ネガティブ思考
営業でメンタルが弱いと、必要以上にネガティブ思考になります。
メンタルが弱くなると、接客前からお客様と自分自身に必要以上にダメ出しをしてしまいます。
契約のイメージでなく、失敗のイメージを膨らませるのです。
この状態でお客様にアポイントを取って商談を行ったとしても、ほとんどの可能性で断られてしまうでしょう。
営業でメンタルをコントロールすることは、契約を取るために大切なことの一つです。
恐怖心や不安
営業でメンタルが弱いと、恐怖心や不安を必要以上に感じます。
特に緊張する場面で起きやすく、恐怖心や不安以外にも焦りが生じ感情に縛られやすくなります。
営業はスポーツの試合と同じで、常に1回限りの真剣勝負をするわけです。
お客様とのアポイントから契約、納品まで緊張の連続です。
緊張しすぎて空回りすると思った以上の成果を上げることはできないし、最悪クレームにも繋がるケースがあります。
そういった悪い想像をすると、益々恐怖心や不安が出てきて結果負のスパイラルに陥ります。
パフォーマンスを発揮するためにも、営業でメンタルを鍛えることは重要なことですね。
失敗を恐れる
営業でメンタルが弱いと、失敗を極度に恐れます。
営業マンは成功の数より失敗の数の方が圧倒的に多いです。
飛び込み営業や営業電話(テレアポ)などを行うと、100件や200件かけて1件~10件のアポイントになります。
それ以外は全て失敗と言えるでしょう。
またお客様との商談に関しても、一般的に10回行えば3件の契約数と言われております。
つまり7割は失敗になるわけです。
失敗が重なると商品やサービスを断られているはずなのに、何故か自分が必要でない人間なのかと錯覚してしまいます。
それ故に失敗を恐れ新しい営業に挑まなくなっていくのです。
またむやみやたらに怒る上司がいると、失敗する度に叱られます。
そのせいで営業を行い契約が取れないと叱られると思って、結果失敗を恐れ接客しなくなるのです。
こうなると負の感情が高まりメンタルが折れる泥沼にはまります。
失敗しても次があると心から開き直ることが重要ですね。
この3つの観点から、営業においてメンタルを強くすることは契約数アップに繋がる大きな武器になると断言できます。
緊張で恐怖心や不安を感じ営業で力が出せない人は、こちらの記事を参照ください。
営業でメンタルケアをする3つの方法
営業マンでメンタルが折れることは誰にでもあることです。
そんな人たちに覚えておいて欲しい、3つのメンタルケアを解説します。
人の相談すること
営業マンが行うメンタルケアは、人に相談することです。
営業職は日々悩みやストレスが蓄積される仕事です。
・お客様への対応の気疲れ
・理不尽な上司に対する不満
・契約が取れない事への焦り
といったストレスを上げるとキリがありません。
このような悩みやストレスを一人で抱えていると、メンタルは爆発し心が折れてしまいます。
ですので誰かにストレスを打ち明けるようにしましょう。
職場の人間に相談できないなら、色々な交流会などで新しい仲間を見つけることもおすすめです。
距離が遠い人の方がかえって話しやすい時もあります。
メンタルケアをする時は、自分以外の人を頼ることを大切にしましょう。
息抜きを行う
営業マンが行うメンタルケアは息抜きを行うことです。
営業マンはあまりに仕事が多く、毎日残業で休日も出勤なんてこともあり得ます。
たまの休みも疲れきっていて、何もしない人は少なくありません。
会社終わりや休日に新しい趣味を見つけ、仕事以外のことを考えることも大事です。
・運動
・食事
・音楽
何でもいいので新しいことを見つけ、仕事以外に脳を使うようにしましょう。
同じ事を考え続けるとストレスが高まりメンタルが折れてしまいます。
ほんのひと手間を心がけるだけで、あなたのメンタルは驚くほど正常に保てます。
未来思考をすること
営業マンが行うメンタルケアは、未来思考をすることです。
未来について明るく考えられていると、メンタルは強く保てます。
未来について悪く考えていると、ストレスでメンタルは弱くなります。
営業マンは未来志向を意識して、今の自分の営業活動が将来のどこに繋がるのか明確にすることで、メンタルを上手にコントロールできます。
未来志向をしない営業マンは目的もなく活動しているため、何の為に苦しいのかわからなくなりメンタルが折れるのが早いです。
自分のキャリアをイメージして、今日から営業活動に取り組みましょう。
そうすれば苦しい時に一歩踏み出して頑張ることができます。
営業で強靭なメンタルを手に入れる裏技とは?
結局のところ、営業マンが強靭なメンタルを手に入れる裏技ってあるのでしょうか。
結論からいうと「何度も断られ慣れること」です。
人間である以上断られることは、どれだけメンタルが強くても嫌なものです。
しかし何度も断られ続けることにより、脳が刺激に慣れ麻痺していくのです。
その結果、断られることや失敗することがどうでもよくなります。
何をやるにしても初めてのことは緊張します。
しかし大概のことは、2回目の方が緊張しなくなります。
例えば、人生初めてのデートをする日が来たとします。
何をしゃべり、どこへご飯に行き、最後どのように別れるか何もわからないから緊張するわけです。
ですが、2回目のデートをする日が来たら1回目よりも緊張感は感じにくくなるのです。
それはデートをすることに脳が慣れたからです。
これは苦痛であっても一緒です。
なので営業マンの皆さんは覚えておいてください。
メンタルが折れるくらいの苦痛を感じても、必ずいつかは慣れるのです。
その瞬間が来るまでいつか慣れるものだと割り切り、メンタルケアをしながら一歩前に進みましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
この記事では営業マンが「強靭なメンタルを手に入れる裏技」について解説しました。
営業マンは断られるのが仕事であり、必ず誰もがメンタルが折れる時があります。
メンタルが折れるのは、本能レベルで人に嫌われることに耐えられないのです。
しかし営業を頑張り続けると、脳が断られることに慣れ麻痺する状態に持っていけます。
いつかメンタルの辛さに終わりが来るので、今日から一歩ずつ営業を頑張って欲しいと思います。
最後までお読みいただき有難うございました。