副業

【節約×投資】副業で月3万円を稼ぐよりも見直しで3万円を捻出しませんか?

「副業で月3万円稼ぎたい!」

「新しい収入の柱を増やしたい!」

このような考えで副業に挑戦する人がたくさんいます。

副業に挑戦すること自体はとても良いことですが、家計簿から見直した上で取り組むことになったのか気になります。

まだ手にするかわからない未知なる収入と、今獲得できている収入から無駄な出費を抑えるという二択であれば、間違いなく後者であり、人によっては節約することで3万円を生み出すことができるはずです。

本記事では、副業で3万円稼ぐ以上に重要な節約によって、3万円を生み出し、自己投資に回す内容をお話していきたいと思います。

お金は3種類に分けられる

改めて話すことでもないかもしれませんが、一応わからない人がいることを想定して説明していきます。

お金には以下の種類が存在します。

・浪費

・消費

・投資

このような形で分けることができます。

一つずつ詳しく解説していきます。

浪費について

浪費には、様々なパターンが存在します。

また、収入に対して最も出費に負担をかけているお金の使い方が浪費になります。

主な浪費の原因は以下のものです。

・お酒

・タバコ

・遊び

・ギャンブル

・ブランド品

・宝くじ

これらが浪費に当てはまるものです。

もしあなたが浪費に関して思うところがあるのなら、見直してみるのもありです。

よく生活水準を下げたくないからお金を稼ごうとする人がいます。

これ自体は決して悪いことではないのですが、もしその生活水準の元になっている部分が浪費によって形成されているのなら、稼ぎと比例した浪費を生み出す原因になります。

例えば、お酒好きやギャンブル好きの人がいたとしましょう。

稼ぎがよくなるにつれて、高額なお酒を買ったり、ギャンブルに多くのお金をつぎ込んだりします。

ブランド品や宝くじも同様です。

結局、浪費の部分の意識を変えない限り、稼いでるお金はそれらへの出費に生まれ変わるだけなので、稼ぎの良し悪しが重要ではないということになります。

まず稼ぐことから考えてしまっている人は、浪費を抑えるための考えに切り替えてみましょう。

消費について

こちらもいくつかパターンがありますが、基本的に消費とは生活する上でどうしても出費しなければならないもののことを指します。

主な消費として考えられるものが以下のものになります。

・家賃

・光熱費

・衣類

・美容室

・食費

こういったものも、必要以上に購入してしまうとそれ自体が浪費になってしまいますが、基本的に必要となる範囲内の出費であれば消費ということになります。

仮に、浪費もせず、最低限の消費しか出費していないにも関わらず、お金が残らないのであれば、どう考えても副業するしかないです。

投資について

投資にもいくつか考えられるものがあります。

投資は、将来のために必要なものを知る・理解する・手に入れるために先行して出費することを指します。

主な投資に当てはまる項目は以下のものになります。

・書籍

・人へ会いに行くための経費

・勉強会・セミナー

・専門スクール

・留学

・株

これらが考えられる項目になると思います。

まさに理想的なお金の使い方としては、この投資にお金を流せる状況下どうかということになります。

浪費・消費・投資にも当てはまるものが存在する

ここまでで、浪費と消費と投資の3種類について解説してきました。

これらの項目を確認してもしかすると気づいた人もいるかもしれません。

それは、浪費・消費・投資にもなる可能性がある対象が存在するということです。

・車

・不動産

・飲み会

・旅行

・趣味

この辺りの項目はどの出費にも成り替わるものだと思います。

例えば、車の購入によって移動手段の確保や移動に関する経費削減(年単位でタクシー代の削減)につながるのであれば、投資になります。

また、趣味の一環で好きな車種を選び、ただ自己満足のために購入すたとするならば、浪費になりますよね。

飲み会に関しても、オンラインサロンやセミナー、交流会などの飲み会に参加して有益な情報交換を行うことが目的になれば、投資になりますし、そうでなければ浪費になります。

不動産も家賃収入や売却を考えれば投資になりますし、住居として必要となれば消費に該当します。

このように、どのような目的を持って購入するかによってお金の意味も変化するということになります。

副業に取り組む前に家計簿を見直すこと

ここまでの内容に目を通してくださった人なら理解できたかと思いますが、副業で稼ぎたいと考えているということは収入に不安・不満があるから引き起こされています。

もちろん、単純に副収入を増やしたいと考えた人もいるかもしれませんが、あまりにもきっかけとして弱すぎる考え方なので、おそらく潜在的な意識の中で別の目的があって副業に興味を持ったはずです。

しかし、副業で月に3万円であったり、月5万円であったりを稼ぎたいと思う前に、その思考をしなくてはならないきっかけが浪費に原因がある場合、家計簿の見直しが必要です。

なぜなら、前述した通りもし稼げたとしても、浪費の出費が比例して高まるだけで根本的に解決になっていないからです。

つまり、稼ぐだけ稼いで湯水のごとく浪費していると、将来の貯金に手が回らないことになります。

これでは本末転倒なので、家計簿の見直しを心がけましょう。

特にスマホアプリに注意すること

浪費と消費と投資について詳細に解説し、重要な点は家計簿の見直しであると説明してきました。

その中でも、特に浪費に関して見直す点が多くの人にあると思いますが、最も注意しなければならないのがスマホアプリだと思います。

筆者の会社員時代の話になりますが、会社員として働いていた時に昼食は先輩と必ずと言っていいほど同行していました。

その時に、私の先輩はスマホアプリのゲームに課金をして生活が逼迫していました。

もちろん、スマホアプリのゲームだけにとどまらず、その他のスマホアプリでも月額プランに入会して毎月ほとんど使っていないのにお金だけ出費している状況もあると思います。

よく考えて欲しいのですが、20代で手に入れる1万円と40代で手に入れる1万円を想像してみてください。

20代はまさに働き盛りで健康面や精神面でも病気などのリスクが年齢的に少なく、お金を浪費してもまた稼げばいいというマインドを持ちがちです。

一方で、40代はある程度社会的地位も会社や現在の環境内で確立された状態のため、大きな収入の変化などあまり見込めません。

そのため、40代の1万円は簡単にあれこれと利用できるものではなく、働ける年数や年齢的な人材価値も20代より下がってしまっているため、慎重に扱わなければならないものになります。

そうなると、40代に手に入る1万円の価値の方が高いのではと勘違いしてしまう人がいますが、実は20代の1万円の方が圧倒的に価値が高いです。

なぜなら、20代の積み重ねによって生み出しているのがあなたが40代になった時の1万円です。

つまり、どれだけ20代のうちに獲得した1万円を有効活用して、40代に獲得できる収入を高めるための自己投資に回せているかで40代の1万円の数が変化するということです。

少し大げさな話に聞こえるかもしれませんが、年齢を重ねた状態で稼ぎが少ない人あるいは収入が低所得のままになっている人は、20代での自己投資にかけていないからこそ引き起こされます。

もちろん、会社内で順調に出世コースを歩めているのなら問題はなく、年収も年齢を重ねるごとにステップアップしますが、役職のポストも限られています。

全ての人が年収を順調に高めることができないのが現実です。

そのためにも、20代の浪費を抑えて副業以前の家計簿の見直しをしていきましょう。

そして、特に危険なのがスマホアプリでネット決済が基本のため、お金を支払っている感覚がなく、気づかないうちに膨大な出費になっています。

今一度、スマホアプリの整理も兼ねてネットの決済状況を見直しましょう。

まとめ

これから仮想通貨、電子マネー、〇〇Payのように、支払いがネット決済になる世の中が見えています。

有効となる消費と投資は必要経費だとしても、今ある無駄な浪費を抑えることは副業で稼ぐ以上の価値があります。

稼いだ後の金額で浪費していたらなんのために稼いだかわからなくなるからです。

必ず、手元に残すべきお金を確保しておきましょう。

そして、家計簿の見直しは、今あなたが得られている収入から考えることなので、一度実践して仮に3万円を残すことができれば、継続さえすれば毎月3万円の収入を獲得していることと同じ意味になります。

副業は未知なる作業やトラブルなどがありますが、現在の確定した収入から考えれば安全度は跳ね上がります。

ぜひ、あなたの扱える金額から3万円の確保を優先しましょう。