副業

副業のリスクはあなたの中に潜んでいる〜リスクを徹底解説!〜

副業に取り組みたいと考える人はたくさんいます。

しかし、副業に取り組みたいけどリスクがあるのではないかと不安に思います。

副業において様々なリスクを考えてしまいますが、そういったリスクを解消して副業に取り組みたいですよね。

ここでは、一般的に考えられる副業のリスクについて徹底的に解説していきたいと思います。

副業にはいくつかのリスクが存在する

結論から言うと、副業にはいくつかのリスクが存在しています。

とはいえ、副業のリスクに対して対策は十分に可能です。

また、筆者の知人や友人は「副業なんてしなければよかった。。」と話す人は1人もいません。

なぜなら、副業をしないという選択もリスクになり得るからです。

今の時代は100年時代とも言われ、働き方・稼ぎ方を見直さなければならない状況でもあるため、本業・副業に限らず生涯の収入に関して意味が問われるようになってきたと思います。

おそらく、本記事を読み進めている人であれば、そういったリスクなども考慮して副業の選択肢を考えたのだと思います。

本記事を読み終えることで、あなたの『悩み・リスクの霧』が晴れたら幸いです。

副業のリスク1:会社にバレる

全てのサラリーマンが副業に取り組む際に考えたリスクとして、第一に思い浮かべたリスクが会社にバレるかどうかです。

そして会社にバレた場合は、どういった事象が引き起こされるのかについてです。

現在も副業を推奨している企業は少ないのが現状です。

副業禁止規定がある会社はもちろんのこと、そうでない会社であっても「副業がバレるとなんとなく気まずいなぁ。」という考えをお持ちのサラリーマンは多いと思います。

取り組むまでに怖いイメージが強い副業ですが、実際に副業がバレた場合はどうなるか考えていきましょう。

ここでは2つに分けて考えていきます。

・公(おおやけ)の処分について

・職場の居心地について

これらを深掘りしていきます。

公(おおやけ)の処分について

公の処分できっとあなたが気になっている点は、

・減給

・降格

・解雇

などなど、就業規則違反による懲戒も気になるポイントだと思います。

実は、基本的には副業に取り組んでいるだけの理由で懲戒処分を受けることは、あり得ないと考えて良いです。

そもそも、就業規則の副業禁止規定において法律的な行使はないです。

むしろ、法律的観点を持っている専門家たちの中では、「会社が副業を全面的に禁止しているほうが法律的に問題である。」という意見もあります。

ただし、注意して欲しいのは公務員の場合は別です。

公務員の場合は、国家公務員法103条と104条に基づき、勝手な副業は法律違反になるので注意が必要です。

 

公務員を除いた会社員が副業関連で懲戒処分を受けるのは、

・就業時間中の副業(職務専念義務違反)

・会社のライバルになる業種での副業(競業禁止違反)

・副業による違反行為(法令遵守違反)

・副業で会社の秘密漏洩(守秘義務違反)

これらのルールに手を染めると、違反行為として処分を受けることになります。

副業禁止以外のルールに引っかからないように注意しましょう。

職場の居心地について

この職場の居心地については違反行為とは別の話で、個人的な感情によるものです。

もちろん職場によっては居心地の違いが変化しますが、

・職場の人から仲間はずれにされる

・いちいち嫌みを言われる

・本業務上のミスが全て副業と関連づけられて批判される

これらの内容で居心地の悪い気分になるかもしれません。

副業への悪い印象を持っている人が職場にいれば、嫉妬心などによる言動で接してくることがありますが、ぶっちゃけこういった人はどこにでもいます。

なので、関わらないよう心がける必要があります。

対策方法:3重のセーフティネット

副業バレのリスクは、サラリーマンにとって副業を始めるハードルとして存在するのは事実です。

そのため、副業バレのリスクを回避するための対策方法が以下の3つです。

1. バレない取り組み方をする

2. バレても大問題にならないようにする

3. 最悪の場合に備えていつでも転職可能にする

バレない取り組み方をする

これも会社によって変化することはありますが、

・住民税の納付方法を「普通徴収」に切り替える

・会社内で副業をしない

・副業について社内の人に話さない

これら3つを注意して取り組みましょう。

特に、副業が軌道に乗ってくるとついつい自慢してしまうのが人間です。

最大の落とし穴は、自分自身に在ることが多いです。

バレても大問題にならないようにする

こちらは前述した内容と重複しますが、副業禁止以外の就業規則違反に引っかからないよう注意することです。

・就業時間中は本業に集中

・会社のライバルになることはしない

・法律違反をしない

・会社の秘密を漏らさない

当たり前のモラルを認識できていれば副業に取り組めます。

最悪の場合に備えていつでも転職可能にする

「万が一、副業がバレて職場の居心地が悪くなった場合は脱出できるようにしておこう。」

このような転職という選択肢を用意するのもリスク回避の一つです。

そのため、いざ転職活動をしなければならない状況を考慮して、

・会社を変えても活用できるスキルを身につける

・他社から興味を持たれる実務経験

・定期的な転職エージェントからの情報収集

このような工夫を欠かさないことで、副業に気持ちよく安心して取り組むことができます。

副業のリスク2:体調を崩してしまう

副業のリスクとして、体調を崩してしまうことが挙げられます。

考えてみればわかりやすいと思いますが、本業で働く上に副業でも働くわけですから、一般的に考えれば労働時間は直列的に増加するわけです。

そのため、当然ですが働きすぎるとカラダに悪影響を及ぼします。

これに関しては、副業をまだ始めたことがない人であっても容易に想像することができると思います。

また、長時間労働による過労死のニュースも後を絶たないので注意しましょう。

対策方法:カラダという資本を意識する

当たり前のことすぎて逆に忘れがちですが、あなたのカラダは業務おける最大の資本です。

業務を完遂するための絶対十分条件は、あなたという資本が業務をこなせる状態かどうかです。

体調を崩してしまったら全てのスケジュールが後退していきます。

だからこそ、副業であっても始めるときは働きすぎない工夫が必要です。

・生活リズムは一定に保つこと

・できる限り残業をしない努力

・副業の作業を決めておくこと

誰もが1日でも早く成功するなら急ぎ足で取り組んでしまうのが副業です。

あなたのカラダの変化や危険信号を誰よりも最初に気付くことできるのは、他の誰でもないあなた自身です。

無理は禁物です。

副業のリスク3:人間関係を壊してしまう

副業に夢中になって取り組んでいると、家族、親族、友人、知人などで人間関係における悪影響を与えるリスクがあります。

つまり、本業+副業の時間に追われすぎると精神的に壊れていきます。

本業+副業で自分自身のキャパオーバーを引き起こし、本業+副業以外に充てる時間がなくなります。

「俺は忙しいんだ!」

「そんな暇はない!」

「やらなくちゃいけないことがあるんだ!」

特にこんなことを言い出しそうになったら、マジで気を付けてください。

自暴自棄+暴言が現れ出しているので、相当本業+副業に追い込まれている状況です。

こんな状況に陥った場合は副業を一旦停止させ、自分の状況を見直す必要があります。

大事な人との関係を壊してしまったら、元も子もありません。

対策方法:優先順位を間違えてはいけない

副業を成功させたいのであれば、必ず優先順位を意識することです。

つまり、副業を始める前に掲げた副業の目的を改めて確認するということです。

例えば、副業を始める人で以下のような目的を設定していたとします。

・家族との時間を確保するため

・今より豊かな暮らしを実現するため

・自由な暮らしを実現するため

このような目的を掲げていたとしても、副業に取り組み成功したその先に一緒に楽しんでくれる人がいないと成功とは呼べませんよね。

そのため、自分自身によって人間関係を壊さないように注意を払いましょう。

副業のリスク4:お金を失ってしまう

副業を始めたことによって、かえってお金を失ってしまうリスクも念頭に置いておく必要があります。

ある程度まとまった金額からでなければ始めることができない副業を選択した場合、取り組み出して数ヶ月経っても回収できないケースがあります。

初期投資を回収する前に副業を諦めてしまうと、稼ぐどころかお金を失ってしまうわけです。

また、副業において初めて挑戦する内容であれば、学習に対する投資として教材や商品を購入することがあります。

その時に、詐欺やぼったくりに遭遇すると騙されたことに気づかず、お金を失ってしまうこともあります。

特に詐欺による被害は絶えないので購入しようと考えているものがあれば調べたり、直接問い合わせすることをお勧めします。

対策方法:初期投資の小さい副業から始めること

収入を増やすために副業を始めるわけですから、お金を失ってしまったら意味がないです。

副業に取り組む以上は、お金を得ることは重要な目的の一つになります。

そのため、騙されたり大失敗を起こさないためにも初期投資が少額な副業を選択しましょう。

まだ副業初心者なのに、高額セミナーの参加や転売における大量仕入れ、高額になる設備投資などは避けましょう。

もしも給料以外を稼いだことないサラリーマンであればなおさらです。

お金をかける必要があるときは、副業で稼いだお金で払えるようになりましょう。

とはいえ、「副業ってどうやって始めるの?」と不安に思うかもしれませんが、副業に関して右も左も分からない状態の投資判断などは、それこそただの博打です。

今はネットで様々な副業の知識が無料で確認できる時代です。

ほぼ初期投資なんて必要としない副業がたくさんあります。

金額的に少額な副業からチャレンジしていきましょう。

副業のリスク5:時間を失ってしまう

取り組む副業によっては、時間を失ってしまうこともリスクになります。

「頑張ったのに成果が出ない。。」

「時間をかけたのに1円にもならなかった。。」

「時給200円程度で割に合わない。。」

こんな状況に陥ると、「時間を無駄にしてしまった。。」と感じてしまいます。

これは、会社員という働き方だけ経験している人にとっては、『全然稼げないじゃないか!』と思うかもしれません。

日本における多くの会社員の稼ぎ方は、労働収入型の稼ぎ方になっており、働いた時間分だけ固定収入が発生します。

一方で一般的な副業の稼ぎ方は、事業収入型の稼ぎ方になっており、働いた時間分だけ収入が発生するわけではありません。

ただ副業の場合、事業収入型なので固定ではないため、収入がある時とない時が存在します。

また、副業の収入は0円から青天井となっているため、成功すれば収入は増えていく一方です。

つまり、副業は「頑張ったのに稼げなかった」ということは当たり前です。

対策方法:実績のある分野に類似した副業を選択する

これは、実績のある分野と副業が同じ分野であれば、さらに高確率で副業を成功させることができると思います。

なぜなら、本業と同じ業務をすれば稼げる可能性があるからです。

誰もが時間を無駄にしたくはないし、その気持ちはよく分かります。

ただ残念ながら副業とはいえビジネスである以上は、取り組んだことがない人が一度も失敗しないで成功したいというのは無茶な話です。

確実な正解があるわけではないビジネスにおいて、試さなければ成果なく終わりを迎えます。

そのため、考え方を変えて「たとえお金にならなかったとしても、副業での学びは無駄ではなかった」と前向きに思考しましょう。

筆者自身も失敗を何度も繰り返した上で、収入を獲得するまでに副業を昇華させ、独立企業を叶えました。

こういった不屈の精神を持たなければ、副業の継続は難しいです。

それでも取り組みの難易度を低くするために、実績のある分野あるいは実績のある分野に類似したものを副業にすることは、時間を無駄にしない対策になります。

まとめ:リスクは存在するが対策は可能

ここまで、副業のリスクと対策方法について解説してきました。

主に5つのリスクについて説明しましたが、すべてのリスクに対して対策は十分可能ということです。

もしもあなたが副業に取り組みたいと考えているのであれば、リスクにはしっかり対策を練り、試してみるのがオススメです。

また、余談ですが心理学者であるピアーズ・スティールによると、「人間の95%は決断を先延ばしする」と心理実験結果から述べているようです。

心理実験結果を副業に置き換えると、副業スタートを先延ばしすればするほど、先延ばしされた期間中は副業による収入を得られないということです。

つまり、『稼ぎたいなら行動しろ。』ということです。

ぜひ、本記事の対策方法をもとに対策を練り、副業における最初の一歩を踏み出して頂けたらと思います!