難しいお客様だったのにあの人は売ってきた。やっぱり僕(私)と違って営業の才能があるんだろうな…。
皆さんも一度や二度は、凄い営業マンを見て才能があると嫉妬したことはありませんか。
営業の才能があれば、僕(私)でも商品やサービスが売れるのに。
果たして本当にそうでしょうか?
もちろん営業に限らずどんな分野にも才能やセンスはあります。
でも優秀な営業マンには共有する特徴があるのです。
この記事では営業の才能以外で売れるようになる「優秀な人の特徴」について解説します。
あなたも努力すれば必ず才能に負けない成果を出せます。
Contents
才能のある営業マンとは?
営業マンで才能がある人は実際に存在します。
才能が無くてもトップ営業にはなれますが、その更なる頂点に立つ人たちは営業としての才能があると言えるでしょう。
才能というよりも天才ってイメージです。
少数ですが営業マンの中には、業界のモンスターと言われる驚異的な結果を出す人、どんな商品やサービスでもやればその頂点に必ず立つ人がいます。
トップで最優秀賞はもちろん、トップ2の営業との圧倒的な差を出し続けます。
誰がどう見ても驚異的な数字を出し、そこら辺の優秀な人が集まっても到底叶うことができない。
このクラスの営業マンは生まれもった才能があると言っても過言ではないでしょう。
営業マンに才能は必要なのか?
営業センスのある営業マンは才能があるし、商品やサービスを販売するためには才能は必要だろうと思ってる人は少なくありません。
ただ営業マンに才能が必要かという問いに対しては、才能は必要ないと断言できます。
何故かというと営業の本質は「お客様の問題解決」になるからです。
それは自社や他社の商品やサービスを磨くのでなく、顧客が必要としているものを提供し悩みを解決していくことです。
例えば個人の能力を高めるスポーツの話をしましょう。
個人競技の場合、階級があるスポーツもあります。
このような競技で無差別級に出て優勝したい場合は、ほぼ間違いなく才能がいるでしょう。
ライト級の人が100キロ超の人に混じり世界チャンピオンになるのは至難の業です。
骨格の問題などの身体的な個人差が明確に表れるものは、才能に左右されるのです。
ですが営業は自分ではなく相手に焦点を置くので、才能は無くても問題なくトップ営業マンになれます。
お客様の多くはその場限りの問題解決は求めていません。
何度もお客様と長期的な視点を持って人間関係を構築できる、そんな人は営業の才能を持ってるのかもしれません。
ただ長期的に人間関係を構築するにも、一朝一夕でその信頼関係は構築できません。
積み重ねた年月と努力は、才能より重要になってきます。
才能がない凡人営業マンとは
ここで自分は営業の才能がないから売れないと思っている凡人営業マンの特徴を解説します。
話がわかりにくい
営業の才能がないと思っている人の特徴は、話がわかりにくいことです。
具体的に言うと、商品やサービスの専門用語が多かったり、明らかに難しい言葉を用いて説明していることなどが特徴です。
確かに専門用語や難しい言葉を使うことにより、一見優秀でできそうな営業マンに見えます。
しかし専門用語を使ってばかりだと、お客様は話を理解できません。
専門用語を噛み砕いて、幼稚園児でもわかる言葉で話せるようになることが大切なのです。
スケジュール管理がずさん
営業で才能がないと思っている人は、スケジュール管理がずさんです。
目標数字を覚えておらず、その数字を達成するために逆算で物事を考えることが出来ないのが特徴です。
そこは才能でなく努力で身に付けられるスキルなので、しっかり自分自身で頑張りましょう。
一方的に話し続ける
営業の才能がないと思う人は、話しすぎることが特徴です。
お客様のお話を一切聞かず、自身の商品やサービスの特徴を一方的に話し続けます。
偶然にもお客様がその商品とマッチしているのであれば契約に至るかもしれませんが、そうでない場合延々と説明を聞かされるのは苦痛でしょう。
お客様の話を聞くということは、聞くべき質問を暗記しお客様の話を遮らなければできることなので、そこに才能は必要ありません。
レスが遅い
営業の才能がないと思っている人は、仕事を後回しにすることが特徴です、
つまりレスが遅いです。
例えば取引先からメールが来た場合、後で出来そうなことは10秒で終わる事でも片付けようとしません。
その結果、忙しさが増していき営業活動自体ができなくなります。
レスを素早く返すのに才能はいりません。
こちらも努力でカバーできるのでしっかり身に付けましょう。
準備をしない
営業の才能がないと思う人は、ぶっつけ本番タイプが多いです。
お客様対応をするとき、万全の準備をしていないのです。
ノリと勢いで商品を売ることができれば、かっこよく見えるかも知れません。
ですが営業で一番かっこいいのは、トップの契約件数を取る事です。
そのためには事前準備は欠かせないのです。
準備をすることに才能は必要ありません。
意識を変え、今この瞬間から常に準備し営業に挑みましょう。
押売りが激しい
営業の才能がないと思う人は、押売りが激しいです。
迷っているお客様の背中を押すことはもちろん大事ですし、売りたいと思う積極性も紛れもなく大事です。
しかしほとんどのお客様は、自分で商品やサービスを購入する決断をしたいと考えてます。
しかもそれが欲しくないものだった場合、中途半端に納得したのでクレームになりかねないのです。
営業は押せば売れるわけではありません。
十分にお客様を理解し問題解決することを第一に考え、商品やサービスを提案しましょう。
人に歩み寄ることに才能は必要ありません。
お客様に親身になることが大切なことです。
才能がない優秀な営業マンの特徴
営業の才能は無くとも優秀な営業マンは存在します。
それはどんな人なのでしょうか。
基本的には上の章で述べた、営業で才能がないと思ってる人と逆のことをしたら大丈夫です。
ただそれ以外に才能がない人でもトップ営業マンになる特徴がありますので、解説します。
努力できる人
営業で才能がないのに売れる人は、努力ができる人です。
営業を諦めず努力し続ける人は強いです。
才能ではカバーできないことを努力で埋めることができます。
一つ一つの努力を惜しまない人は、必ず優秀な営業マンになれるでしょう。
細かな気遣いができる
営業の才能がないのに売れる人は、細かな気遣いができます。
お客様への細かな気遣いはマニュアルでは作れません。
毎日意識し努力することで初めて身に付けることができます。
積極性がある
営業の才能がないのに売れる人は、とても積極性がある人です。
これは売れる要素で一番大事なことだと思います。
学ぶことや売ることに受動的な人は、決してトップの成果をあげ続けることはできません。
それら全てに積極的な人はトップ営業マンになることができます。
積極的になるためには才能は必要ではありません。
積極的になるために必要なのは、貪欲な想いです。
自分が営業で売れるようになりたいと心から思うことができれば、あなたは才能がなくても必ずトップ営業マンになることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
この記事では営業の才能以外で売れるようになる「優秀な人の特徴」について解説しました。
優秀な人ほど「努力」をし続けたり「積極性」が高いです。
これは才能にも劣らない立派な武器になります。
才能があり、かつ努力し続け積極性もある人は「天才」です。
一握りの天才は存在しますが、天才でなくても1000万プレイヤーのトップ営業マンになることは可能です。
年収1000万を超える人は日本でも1割前後しかおらず、その年収は世間から見たら立派なエリートでしょう。
そこに才能はいらないので、営業で売れない理由を才能のせいにせず努力し続けましょう。
自分には才能がないと落ち込んでいる全ての営業マンに、少しでもお役に立てればと思います。
最後までお読みいただき有難うございました。