現在多くの人が副業に取り組んでいる状況ですが、副業副業と稼ぐことに意識を向けすぎて、出費が増えたり、悪習慣のサイクルにはまってしまっている人がいます。
今回は、そういった副業に取り組む前に、抜け出しておきたい貧乏の原因となる悪習慣について解説していきたいと思います。
この記事を読み終わる頃には、悪習慣を理解して改善する項目が洗い出されるはずなので、最後まで読んで頂けたら幸いです。
Contents
成功するためには習慣がとても大切である
習慣というのは、無意識に行われてしまうため、時には怖いほど抜け出せなくなる行動となってしまいます。
習慣が怖い理由は主に以下の内容のものです。
・習慣とは無意識で作られてしまうから
・習慣は行動の基礎となるから
・同じ習慣の人は引き寄せあうから
これらの内容が習慣の怖い部分です。
これらを今回のテーマである貧乏という特徴と照らし合わせると以下の項目に切り替わります。
・貧乏な習慣は無意識に作られる
・貧乏な習慣は行動の基礎となる
・貧乏な習慣の人は引き寄せあう
つまり、習慣の怖いところは失敗や貧乏といった特徴が反映された習慣にもなってしまうことです。
かの有名な哲学者のアリストテレスもこんな言葉を残しています。
『人は習慣によって作られている。優れた結果は、一時的な行動ではなく習慣から生み出される。』
まさにこの通りだなと感じますよね。
結局のところ、成功しない・貧乏な思考というのは、悪習慣によって引き起こされていることになります。
細かい出費が積み重なっていること
まず一つ目の悪習慣は、細かい出費が積み重なっている状況から抜け出せていないことです。
あなたは改めて自分自身のお金の出どころをしっかりと把握していますか?
スマホの月額制課金や動画コンテンツの購入、ローンであったりと多くのところでとても細かな出費をしていませんか?
数百円から数千円のものが積み重なっている状況であることは注意が必要です。
また、今お金がないとしてもクレジットカードなどを利用して大きな買い物を分割払いにしていたり、意外と積み重なっている出費を因数分解していくと、あなたの無駄な消費が見えてくるものです。
このような積み重ねが多くなると、何にいくら利用しているのか把握できていない状況が引き起こされます。
つまり、出費を自分自身で全くコントロールできていない状態に陥ります。
こういった習慣が貧乏な人には当てはまります。
カード枠=自分のお金と勘違いしている
例えば、貯金残高が0円に近い状態でクレジットカードで買い物をしていると、このような状況に陥ります。
クレジット払いは繰り越されることがほとんどであるため、毎月の給料がカードの返済で消えていきます。
さらにひどい人だと、ボーナスすらもカードの返済に費やされてしまう人もいます。
こうなると、給料がただのマイナスを埋めるだけの悪循環になってしまいます。
このような悪循環を回し続けると最悪の場合、カードが利用できなくなったり、借金してまで返済に手を回す必要が発生してしまいます。
しっかり預金残高にお金がある状態でカード決済ができる状況にしなければ、本当に危険な状態になってしまいます。
また、必ずといっていいほど、一括払いで払うようにしなければ再度悪循環の波に飲み込まれてしまいます。
そのため、カード枠を自分のお金だと勘違いしている人は貧乏な人の特徴として挙げられます。
一発逆転を妄想してしまう
これも危険な思考で、努力もせずに何かが変わると思っている人が一発逆転の妄想をしがちです。
この思考になると、そういった一発逆転ができるものはないかとそればかりに囚われてしまいます。
こういった類の人が好きなものがわかりますか?
それは、宝くじです。
一発逆転が好きな人は本当に宝くじが好きです。
あれほど不確定で不確実なものを並んでまで買ったりしてしまうのは、明らかにお金をドブに捨てています。
本来、ちゃんと取り組むべきものが存在していて、その先に結果が得られることを理解していれば、こんな一発逆転みたいな妄想は絶対に考えないと思います。
これがわかれば、努力して時間を費やしてビジネスで稼ぐ方がよっぽど確実なものだと理解できるはずです。
そして、一度仕組み化や副業などが軌道に乗れば、安定的に何度も得たい金額が獲得できます。
そのため、一発逆転の発想は非常に危険な習慣になります。
目先のお金を優先してしまう
これも悪習慣としてあげられます。
長期的なメリットの可能性を考えずに短期的な思考に陥ってしまう人が一定数存在します。
実際に短期的な思考の人の行動を見ていても、そんなタイミングでお金を狙いに行かなくても、後からちゃんと大きなものが得られることに気付けていません。
そのため、この習慣で行動してしまう人は、目先のお金をどうしても手に入れなきゃならないと考えがちです。
こういった思考は、目先にとらわれてしまうことで大切なものを積み上げ損ねてしまいます。
ビジネスあるいは副業であっても、こっちの方が稼げるんだと分かってしまったり他者からの声で耳に入ってしまうと、これまで取り組んできたことをポイっと捨ててしまってそちら側に方向転換してしまう人がいます。
もう少し取り組みを継続していれば結果が出ていたかもしれないのに、結果を得ることなく失敗に終わってしまいます。
短期的思考の習慣を持つ人は、結局のところ肝心で重要な期間を理解せずに取り組んでいることになります。
とってももったいない習慣なので、改善する必要があります。
いつまでたっても物事のリスタートしてしまうので、前に進むことができません。
絶対に直しておきたい悪習慣です。
見栄っ張りである
これはとても単純な話で、あなたの周囲の人でも存在するかもしれませんが、お金がないのに良い服を着ていたり、良い車に乗ろうとしてしまう人です。
これは、他人の目をめちゃくちゃ気にしていることの裏返しです。
こういった人たちは、気前の良さと見栄っ張りを履き違えている可能性があります。
他人の目を気にしている・他の人によく見られたいということが自分の意識の中にあると、挑戦する機会を失うことにつながってしまいます。
周りがやめとけと言うから、他人にダサいと思われたらどうしよう、みたいなことで他の人と違うことが自然とできなくなってしまいます。
人生あるいは悪習慣を変えるためには、今までとは違う新しいチャレンジに取り組まなければ、自分の行動に影響を与えません。
つまり、他人の目を気にすることよりも、自分の行動を最優先する習慣を身につけていきましょう。
人間関係がまったく変わっていない
例えば、学生時代から人間関係がまったく変わっていない人もいます。
これ自体が悪いわけではないですが、こと貧乏から抜け出したいという目的があるのであれば、悪習慣になってしまいます。
人間というのは、やはり環境によって結果が左右されるものです。
それこそ習慣と言うぐらいなので、なかなか人間関係を変えることは難しいかもしれません。
しかし、貧乏という状況から変化することで人生も変化することになるため、環境を変えなければ結果はついてきません。
つまり、人間関係の硬直化によって環境依存が発生してしまい、今の結果以上のものが生み出されない状態になります。
常に挑戦している人や成功を掴んでいる人は、その時々で人間関係が必ず変化しています。
貧乏として居続けてしまう人は、人間関係が何十年も変わっていなくて、なんなら学生時代からまったく変わらない傾向が非常に強いです。
もしも、このような環境依存の状態を作り上げてしまっている人がいれば、人間関係を変革するべきでしょう。
貧乏は誰かのせいだと思い込んでる
いわゆる他責と呼ばれるものです。
いつも誰かのせい、何かのせい、政治が悪い、景気が悪い、お客が悪いとか文句ばっかり言ってしまう人ははっきり言ってやばいです。
こういった人は、自分自身で自分の人生を変えようとか、自分で何かに挑戦していろんなものを変えてみせんるんだという発想がそもそも起こらないです。
なぜそうなるかというと、その人たち曰く何かのせいだからです。
自分が行動を起こさないとか、自分に何か原因があるということにならないです。
つまり、他の人のせいなので、何があってもこの習慣を持ってしまっている人は絶対に変わりません。
終わりです。人生終了です。
人生をまだ終わらせないためにも、この習慣は最優先で改善しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまでで、貧乏になってしまう習慣を7つご紹介しました。
これを読んで困ったぞ!と感じてしまった人もいるかもしれません。
ですが、習慣というのはあなたの意識によって変えられるものです。
石を綺麗な真水に変えてくださいと言われても不可能ですが、悪習慣を断ち切って良い習慣に切り替えることはできます。
それこそ、習慣は毎日の積み重ねで出来上がっているものであるため、改善するときも一日刻みで取り組まなければなりません。
・自分の悪習慣を理解すること
・悪習慣を断ち切る理由を探すこと
・寝る前に一日を振り返ること
習慣の改善も毎日の積み重ねを行う必要があります。
ぜひ、貧乏から抜け出すためにチャレンジしましょう。