これからは「個人で稼ぐ力」が重要だ。
このようなキャッチコピーを一度は耳にしたことがあると思います。
特に社会人の皆さんはこれからの時代、自分ひとりで稼げるスキルを身に着けることが、いかに重要であるか痛感してるはずです。
しかしながら、1人で副業を始めてもなかなか成果が出ないのが現実です。
かといって誰かに頼るにしても、悪質なメンターに付け込まれスキルもつかず、コンサル料だけ取られてしまうのかと不安に思う方も多くいると思います。
今回は1人で副業に取り組む人へ、自分に合ったメンターの選び方について解説させていただきます。
Contents
メンターとは
自分に合ったメンターの説明する前に、まずメンターとは何なのかを説明しておきます。
メンターとは人生(仕事上)の「指導者」「助言者」のことを意味します。
あなたに担当の指導者がついて何かをするうえで、進もうとしている道が正しいのかどうかをサポートしてくれる人です。
物事を教わる先生だと思っていると良いかもしれませんね。
メンターとメンティの関係性
メンターは指導者に対し、メンティとは何なのかを説明しておきます。
メンティとはメンター(指導者)からの助言を受ける立場の人を指します。
決して上下関係があるというわけではなく、あくまで関係性はフラットです。
お互いを尊重し合う気持ちが、互いが良好な関係を築くためには大切です。
メンティは教えてもらうことが当たり前と思わず、不用意にメンターの時間を奪わないよう努力したり、メンターはメンティに対して、信頼感や認める努力をしなくてはなりません。
お互いを尊重し、お互いに成長することが何より大事なことです。
メンター頼るメリット・デメリット
とはいっても、メンターを頼るとどういったメリット、デメリットがあるのでしょうか。
1つずつ紹介ができればと思います。
メンターに頼るメリット
メンターを頼ることで、以下の2つのメリットが得られます。
・相談できる相手が身近にいることで、安心感が持て作業効率が上がる。
・独学での取り組みに比べて、個人の能力をより早く大きく伸ばすことができる。
新しいことをチャレンジする時は、暗いトンネルの中を進んで行くような感覚に陥ります。
そんな時に1人で作業をしていると、自分の道が合っているのかと不安でしかたなく悩み事も増え、作業効率が格段に落ちます。
しかしメンターが身近にいることによって、悩みごとの相談もできかつ、安心感が持て驚くほど作業効率が上がります。
また初めてのことを独学で学習に取り組んでも、個人の能力を飛躍的に伸ばすことは極めて難しいです。
スポーツでも勉強でも専門のアドバイザーがいるのといないのでは、練習や学びの効率も段違いです。
メンターに関わるデメリット
メンターに関わることでのデメリットもあります。
以下の2つが上げられます。
・相性次第では、信頼関係の構築が難しく不安感を感じる。
・積極性がなければ、結局のところうまく成果に結びつかない。
不安や悩みを打ち明けるのに、相性や信頼関係は欠かせないですよね。
関わるときにお互いを尊重し合わなければ、双方にとってデメリットだけになります。
またあなた自体に受け身の姿勢ばかりで積極性がなければ、能力の向上は難しいです。
一方的に教えてもらう姿勢では、双方にとって時間の無駄でデメリットだけになります。
確実に稼ぐためにメンターは必須
副業を始めた方はお気づきかと思いますが、収益を発生させる道のりは遠いです。
ところが初めて副業に取り組む方は、世間の情報やSNS等の影響もあり、比較的簡単な印象を受けてスタートしてしまってる傾向にあります。
そんな中で1人で副業を始めても、成果は上がらず諦めてしまう人がほとんどです。
副業はいきなり稼げるわけではありません。地道な作業を繰り返す継続力が成果のカギになります。
辛くてきつい作業を右も左もわからない初心者1人では、中々乗り越えることはできません。
もちろん強い信念を持ち、断固たる決意で1人で突き抜ける方もいますが、9割以上の人は心が折れてしまい、個人で稼ぐ力を身に付けることができなく諦めてしまいます。
だからこそすでに実績を出している(稼いでる)メンターに頼ることは、必須な条件になり近道にもなります。
適切なメンターを選ぶ具体的なポイント
それでは、副業する上で適切なメンター選びの取り組みとして、具体的なポイントを3つご紹介します。
実績があるかどうか
実績とは成果を上げているということです。
実績がない人、実績が低い人から教わっても成果を何も上げれない可能性が高いです。
成果を上げているので、あなたが困っている悩みを的確にアドバイスしていただけます。
その道で成功したプロから教わることで、あなたのレベルも正確に間違いなく上がります。
強みを引き出してくれるか
そのメンターがマネジメント経験の実績があるかも重要になってきます。
あなたの強みを引き出して本質を伝えてくれるかどうかがカギです。
同じ内容の副業をしていても十人十色の稼ぎ方のパターンがあります。
もちろん最初はTTP(徹底的にパクる)が基本です。
オリジナリティーを出すことによって成果が上がらないことはよくあります。
しかし、何も考えずプロセス(テクニック)ばかり学んでも、応用力が効かないので本当の意味で個人のスキルが付くわけではありません。
本質に対し、プロセスを考えさせてくれてその答えに導いてくれるメンターの方がいれば、あなたのスキルは間違いなく身に付きます。
再現性を実現できる方か
そもそも再現性とはなにかの説明を致します。
再現性とは測定結果のばらつきの大きさを表せす指標です。
「再現性がある」とは測定のばらつきの幅が小さいことです。
過去に出した成果と同じような成果を残せる方が、メンター選びで初心者には重要になってきます。要は同じことをその人がもう一度できる(できそう)な方かどうかです。
実績がある人の中には、行動していて結果的に収益を生み出し成功された方も少なくはありません。
この方々は収益を出されてるので実績があると言えますし教わればないか得られそうと思いますが、メンターとしては非常に不向きな方です。
何故なら自分の結果を抽象的な表現はできますが、具体的に言葉には落とし込めないためメンティに理解させる説明ができないからです。
これではいくら実績がある方から教わったとしても、あなたはメンターからスキルを盗むことは難しいです。
コンサル料だけ取られてスキルが付かなかった、成果が出なかったと聞くことがありますが、このミスマッチの選び方が個人的に多い気がします。
大事なのは、何故稼げているか本質で理解できクローンを作れる人かどうかがメンター選びに重要なカギです。
勢いや行動は成果を出すのにとっても重要ですが、メンター選ぶする際はその基準から外すことも重要であると覚えていてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、副業における自分に合ったメンターの選び方を具体的なポイントについて解説してきました。
これからスキルを付けようと考えてる人、あるいは一度スキル付けをすることを断念してしまった人も、メンターの選び方を参考にいい出会いに恵まれればと思っております。
スキルを付けることを努力するわけですから、無駄なテクニックでその場しのぎの稼ぎをするのではなく、本質的なスキルを身につけ「個人として何倍もの価値」を付けて欲しいです。
「個人で稼ぐ力」を早く正確に付けるためにも、メンター選びの具体的なポイントを押さえ、あなたが成果が出る日を心から楽しみにしております。
最後まで一読していただき、ありがとうございました。